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2011年03月18日
土曜日は、急な雨・強い風に注意土曜日は、朝晩は冷えても、昼間は寒さが緩み、日差しのぬくもりが感じられそうです。ただ、急な雨・強い風にも注意が必要です。▽現地からのリポート
「今日は太陽さんも私達の復興にお力を貸してくれそう。天然の暖房、よろしくお願いします!!」
(宮城県仙台市 3/18)
◆被災地の天気:土曜日は、急な雨・強い風に注意
◎朝晩は冷えるが、昼間は日差し暖か
朝晩は厳しい冷え込みが続くので、引き続き寒さ対策を。ただ、昼間は日差し
の温もりを感じられそうです。
◎急な雨に注意
午後は、各地で雨。盛岡や八戸など、北部や内陸ほど本降りの雨となります。
長時間ではありませんが、雷や突風・横殴りの雨の可能性も。雨に濡れて体温を
奪われないようお気をつけください。
「低く黒い雲」は急な雨のサインです。怪しい雲を見たら、屋内に留まるのが
オススメです。
※生活用水として、雨水をためることができそうです。
◎路面の凍結に注意
車を運転する際は、路面の凍結にご注意ください。支援活動に車でむかう方
も、ノーマルタイヤではスリップの恐れ。冬装備が必要です。
◎強風にも注意を
午後は風が強まります。強風にさらされると、体温を奪われるので要注意です。
風で飛びやすいものは、シッカリと結んでください。砂ぼこりは、マスクや布
で対策を。
◎[大潮]浸水や冠水に注意
現在、大潮の時期であり、海の近くでは浸水や冠水に注意が必要です。
今回の地震の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きくさがっています。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も沈下しました。
このため、地震前と比べて、海や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心に、浸水や冠水の可能性が高まっています。特に、満潮時の潮位が特に高くなる大潮の時期には、一層の注意が必要です。また、大潮の時期に低気圧の通過等があった場合は、さらに潮位が上昇する可能性があります。
▼大潮の時期
3/18~26、4/1~11、4/16~24
◎なだれや土砂災害にも注意
余震や気温上昇による「なだれ」にもご注意ください。
また、地震で地盤が緩んでいる所では、雨や雪解け水で土砂災害が発生しやす
くなります。
→斜面に近い道路で石が転がっていたら、土砂災害に注意してください。
◎電気が使用できない場合の寒さ対策
-毛布の中に新聞紙を丸めて入れると、断熱効果が上がり、保温しやすくなります
-首・手首・足首をなるべく温めるようにしてください。
-お湯がある場合:ペットボトルにお湯を入れ、タオルで巻いて湯たんぽがわりに
●各地の雪の時間や気温は、【ピンポイント天気】でご確認いただけます。
◆現状のライフラインは?
●復旧していない ●一部復旧した ●完全に復旧した ●影響なし
引き続き、東北太平洋側のライフラインには大きな影響が出ていますが、宮城
から「一部復旧」のリポートも届くようになりました。
関東でも、茨城や栃木・千葉の一部に影響が残っていることが分かります。▽計画停電:詳細なリスト(PDFファイル)
東京都/群馬県/栃木県/茨城県/埼玉県/千葉県/神奈川県/静岡県/山梨県
▽グループごとの停電時間
東京電力HPへ
◆地震・津波 今後の注意点
■日本付近で震度6強以上の地震は、今までの例で平均2~3年に1回。
今回はわずか1週間のうちに3回も起こっており、活動が非常に活発な状態となっています。
■余震の数は、地震発生後24時間でだいぶ減るのが今までのパターンですが、今回は違っています。M5以上の余震だけを積算すると、4日間ですでに200回以上。過去の大地震と比べても非常に多くなっています。
■余震は、活発化と沈静化を繰り返しています。一旦落ち着いても、再び活発になる可能性が高くなっています。
■気象庁によると、M7クラス・震度5強以上の地震が、21(月)15時までに発生する確率は、30%。余震の発生確率がなかなか減らない状態。いつどこで起きてもおかしくない状況が続いています。
■M7クラスの地震というのは、沿岸で発生したら震度6弱から5強程度。地盤が悪ければ震度6強のこともあります。本震が大きかったため、余震の規模もまた大きくなります。海の方で発生したら津波の可能性もあります。揺れが起きたときは、海からすぐに離れて下さい。
◆福島原発周辺の風向きは?
▼19(土)の風向き
19(土)の昼間までは、南西~西南西。
19(土)夜になると、西風となる予想です
1時間ごとの風向きは↓
【ピンポイント天気】でご確認いただけます。