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2011年03月21日
引き続き、寒さと雨への備えを東北南部では冷たい雨が降っています。◆現地からのリポート
「津波で家や車が被害を受けました
田んぼも全部海水に浸かり、田んぼを潤す微生物・ザリガニ・フナなどの小魚が全て死にました
やっと水は引いてきましたが復活には時間がかかりそうです」
亘理町荒浜(3/21)また、今日は被災地から春の便りが届きました。
「あれから何日も過ぎ余震になれ…サイレンの音に怯える毎日。
ふと庭の木に目を向けたら…」
(宮城県仙台市宮城野区 3/21)
◆被災地の天気 -雨と寒さへの備えを-
◎寒さと雨への備えを!
22日も引き続き、雲が多く、雨が降ります。外の作業にはカッパなど雨具の準備が必要です。雨に濡れると体が冷えますので、注意ください。
また、昼間も風は冷たく、夜からは冬の寒さが戻ります。暖かくしてお過ごしください。
▼被災地周辺の「ソラヨミ」
「どんよりとした低い雲」が広がっている間は、雨が降りやすい状態です。空の変化にもご注目ください。
◎[大潮]浸水や冠水に注意
現在、大潮の時期であり、海の近くでは浸水や冠水に注意が必要です。
今回の地震の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きくさがっています。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も沈下しました。
このため、地震前と比べて、海や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心に、浸水や冠水の可能性が高まっています。特に、満潮時の潮位が特に高くなる大潮の時期には、一層の注意が必要です。
▼大潮の時期
3/18~26、4/1~11、4/16~24
◎雪崩に注意
余震や気温上昇に加えて雨。融雪・凍結・積雪の繰り返しで、山では雪崩が発生しやすい状態となっています。
◎電気が使用できない場合の寒さ対策
-毛布の中に新聞紙を丸めて入れると、断熱効果が上がり、保温しやすくなります
-首・手首・足首をなるべく温めるようにしてください。
-お湯がある場合:ペットボトルにお湯を入れ、タオルで巻いて湯たんぽがわりに
●各地の雪の時間や気温は、【ピンポイント天気】でご確認いただけます。
◆今一番ほしいものは?
●電気・ガス・水道 ●安否情報 ●食事 ●元気・笑顔
被害が大きかった太平洋沿岸では、まだライフラインが復旧しておらず、強い必要性を求められています。
内陸では“元気・笑顔”や安否情報を求める声が多くなっています。
関東では、“元気・笑顔”が多数を占めている一方で、茨城の沿岸では、ライフラインがまだ復旧していないことがわかります。
◆地震・津波 今後の注意点
■M6以上の地震は、日がたつにつれて、落ち着きつつありますが、それでも余震はコンスタントに起きています。余震は増減を繰り返しながら徐々におさまっていくため、一旦落ち着いても、油断は禁物です。
■余震が発生するエリアは、北は岩手~南は千葉と、南北500キロのエリア。これまで日本の近海で起きた巨大地震では、せいぜい100キロ程度に留まっていました。それと比較すると非常に範囲が広く、このエリア内のどこで余震が起きてもおかしくない状態です。
■小刻みに「ガタガタ」というより、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が海底の場合もあるので、津波への注意も必要です。
■なお、現在、最大震度が震度1~2の地震(震源が東北の海の場合)は、非常に数が多いため気象庁が地震情報を発表しない場合があります。
◆福島原発周辺の風向き
22(火)の風は弱め。昼間は、東風→南東風→南風と変化し、前線が通過する夜遅くには、北風に変わる予想です。
1時間ごとの風向きは↓
【ピンポイント天気】でご確認いただけます。
◆計画停電に関して
▽計画停電:詳細なリスト(PDFファイル)
東京都/群馬県/栃木県/茨城県/埼玉県/千葉県/神奈川県/静岡県/山梨県
▽グループごとの停電時間
東京電力HPへ