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今年の紅葉 時期は平年並み、色づきは鮮やかに

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2022.12.15.11:50

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■ポイント■

・見頃時期は約6割が「普通」
・取材結果と感覚の「早め」と「遅め」の割合が逆のところも
・鮮やかさは7〜8割が「例年通り鮮やか」「例年以上に鮮やか」

沖縄を除く全国のウェザーニュースアプリのユーザーに、今年の紅葉の見頃時期と鮮やかさががどうだったかを伺いました。

紅葉の見頃時期 全国の約6割が「普通(=平年並)」

見頃時期の印象と名所への取材結果
紅葉の見頃時期がどうだったかについて、ユーザー調査と、紅葉Ch.に掲載している名所への取材結果を比較していきます。

ユーザー調査の結果、全国の約6割が「普通(=平年並)」と回答し、昨年と比べると約6%増加しています。

次いで、全国では3割以上が「遅かった」と回答しました。エリア別に見ると、「遅かった」の割合が特に目立つのは四国や九州で、特に四国と九州南部は「普通」よりも多い結果となっています。

取材結果は…「早かった」「遅かった」の感覚にズレ

全国の名所の約6割が「普通(=平年並)」で、昨年と比べてもほぼ同じでした。「早かった」と「遅かった」の割合を比べると、「早かった」の方が多い結果となりました。

エリア別に見ると、特に関東や四国で「早かった」ところが、東北や甲信は「遅かった」ところが多くなっています。

ユーザー調査の結果と比較すると、全体としては「普通(=平年並)」の割合が一番多いものの、「早かった」と「遅かった」の割合が逆転、特に関東や四国は「早かった」と「遅かった」の割合が大きく逆転しています。

色づきと気温の関係に注目

葉の色づきを左右する大きな要因は「冷え込み」です。木によって個体差はありますが、最低気温が約8℃以下になると紅葉が始まると言われています。

関東や四国の見頃時期の印象と名所への取材結果にズレが生じた要因を考察するために、秋の最低気温の傾向を見ていきましょう。

10月下旬の冷え込みの影響が大きかった可能性

エリアごと・旬ごとの最低気温の平年差平均の推移
関東を例に見てみると、10月下旬は平年より気温が低いことがわかります。名所で「平年より早かった」地点数が多かったのは、平年11月中旬に見頃を迎える地域で、こちらは10月下旬の冷え込みが効いたと思われます。

一方で、11月下旬は平年よりかなり高くなっています。関東の平野部で紅葉が見頃になるのは11月中旬以降なので、アプリユーザーの「平年より遅かった」という回答は、この時期の気温が影響している可能性があります。

四国も同様の傾向が考えられます。名所で「平年より早かった」地点数が多かったのは、平年11月上旬に見頃を迎える地域で、10月下旬までの低温が効いたと考えられます。また、11月下旬の気温はかなり高く、平野部での色づきが遅れ、アプリユーザーからは「遅かった」の回答が増えたと見られます。

九州も11月下旬の気温が高く、ユーザー感覚が「遅かった」となっているのと一致します。

紅葉の鮮やかさ

紅葉の鮮やかさがどうだったかについて、ユーザー調査の結果、北海道から九州北部の各エリアにおいて7〜8割が「例年通り鮮やか」「例年以上に鮮やか」という結果になりました。

鮮やかな紅葉になるためには、秋に適度な日差しと雨があり、気温がしっかりと下がることが必要です。また、夏の天候は葉の育ち具合や痛み具合を左右し、色づきの良さに影響を与えます。今年はこれらの条件が揃いやすかったため、鮮やかな紅葉が多くなったと考えられます。

今年は全国的に鮮やかな紅葉が多かったものの、色づきが「例年よりも劣る」が約5割となった九州南部、2.5割を超えていた北海道、山陰、四国、九州北部について見ていきます。

台風の影響は?

今年は台風25号まで発生していて(12/14現在)、そのうち9月~11月にかけて北海道から九州に接近または上陸せずとも日本に影響があったものは以下の3つです。

・11号(発生08/28、消滅09/06) :日本海を北東進
・14号(発生09/14 、消滅09/20):九州、山陰、北陸に上陸
・15号(発生09/23、消滅09/24) :静岡県付近に接近

特に紅葉の鮮やかさに影響があったと考えられる台風は11号と14号です。

■台風11号
大型で強い勢力で九州に接近したのち、日本海を北東進。北海道では9月6日頃を中心に風が強まり、札幌では最大瞬間風速30.2m/sを観測。この強風の影響で、一部の紅葉の色づきに影響があったと考えられます。

■台風14号
非常に強い勢力で鹿児島県に上陸したのち、再上陸を繰り返しながら本州を横断。九州や中四国を中心に9月18日頃は雨風が強まり、鹿児島市で最大瞬間風速43.5m/sを観測、神門(宮崎県)で76.5mm/hの降水量を観測するなど、各地で荒天となりました。九州や中四国の山では、この荒天による影響で一部の紅葉の色づきに影響が出たと考えられます。

11月の降水量の影響

11月の平均気温の平年差、降水量・日照時間の平年比
11月は後半を中心に低気圧や前線が度々本州を通過しました。暖かく湿った空気が流れ込みやすかった九州南部を中心に降水量が多く、日照時間が少なくなりました。

九州南部は平野部を中心に11月に見頃を迎えるところが多く、前述の台風の影響に加えて11月の降水量の多さによって、さらに紅葉の色づきに影響が出た可能性があります。

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