June 2011 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
SUN | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT |
29 | 30 | 31 | 1 | 2 | 3 | 4 |
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 1 | 2 |
2011年06月11日
大震災から3ヶ月の空「家から見える大島は震災前と変わらず見えてます!ただ沿岸部に目をうつせばクレーン車がアチコチニ…風の向きによっては何とも言えない臭いが漂ってきてます。これから暑さに向かい大変だよ!感染症の心配もあるし…母が『自衛隊、ボランティアの方々復旧作業をしてる方々ほんとに有りがたいと…』この先長い道程になりそうです妹の旦那は津波にあったので今も海の側にはいけないと言ってました。心のケアも必要ですね。」
(宮城県気仙沼市 6/11)
◆明日の天気
日差しが届いて、屋外作業も進められますが、今日以上に蒸し暑くなります。こまめに水分と休憩をとり、体調を崩さないようにご注意ください。また、午後はザッとにわか雨の可能性があります。
夜になると、南のエリアほど雨が降り出し、茨城や千葉では月曜日まで続きます。
◆大潮時の注意
今回の地震の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きく沈みました。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も沈下しました。このため、地震前と比べて、海や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心に、浸水や冠水の可能性が高まっています。特に、満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、一層の注意が必要です。次の大潮は15(水)頃からです。
◆各地の天気や気温は、【ピンポイント天気】でご確認いただけます。
【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
◆引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
◆小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
◆現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。
【福島原発周辺の風向き】
11(土)の夜間は、西からの風(山から海へ向かう風)が吹きます。
12(日)は、浜通りで東~南東から風(海から山へ向かう風)が吹きます。中通りや会津は西からの風が吹きやすくなります。
◆1時間ごとの風向きは、【ピンポイント天気】でご確認頂けます。
【津波調査 実施中】
津波が発生した時の皆さんの行動と経験を記録し、多くの皆さんと共有しながら受け継いでいきます。参加方法は【こちら】をご覧ください。
【東日本大震災調査 発表】
先日実施した東日本大震災調査の結果が発表されました。詳しくは【こちら】をご覧下さい。