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2011年06月03日

天気回復して太陽登場!

「ガレキだらけの庭から持ち出したカキツバタ、
青空に負けじと咲き誇っています」
(宮城県東松島市海沿い 6/3)

いつでも、変わらず美しい花を咲かせる…
自然の力強さが感じられます。

天気回復した3(金)。4(土)も晴れますが、気温の上昇と天気の急変に要注意。外で作業をする際は、帽子などの熱中症対策と雨具を用意することをオススメします。

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

大潮時の注意
先日の大雨と大潮の影響が残っている所があります。
「此処は田んぼ、大潮と先日の大雨で水没して湖の様です」
福島県相馬市(6/3)

震災の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤沈下が発生。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も低くなりました。地盤沈下した場所では、満潮時間前後に浸水や冠水の可能性が高まります。車の走行など注意が必要です。特に満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、冠水や浸水に対して一層の注意が必要です。

大潮の期間:~6/4(土)


【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
◆引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
◆小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
◆現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。

【福島原発周辺の風向き】

3(金)夜~4(土)昼間にかけて浜通りでは風は南から北に向かって吹きます。会津や中通りでは4(土)になると陸から沿岸に向かって風が吹く予想です。

1時間ごとの風向きは、ピンポイント天気でご確認頂けます。


【津波調査 実施中】
津波が発生した時の皆さんの行動と経験を記録し、多くの皆さんと共有しながら受け継いでいきます。参加方法は【こちら】をご覧ください。
【東日本大震災調査 発表】
先日実施した東日本大震災調査の結果が発表されました。詳しくは【こちら】をご覧下さい。