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2011年05月28日
早めに雨・風対策を「このままくもりが持ちこたえてほしいな~
雨が降ると、ボランティア活動を中止しないといけない決まりだから…
少しでも、復興のお手伝いがしたいから(^-^)」
(福島県南相馬市 5/28)
◆29(日)の天気
福島や茨城、千葉は本降りの雨が続きます。宮城から北のエリアは、日曜日は弱い雨ですが、だんだん雨が強まり、週明けは各地で大雨の恐れがあります。大雨となれば、地震で地盤が沈んだ海沿いのエリアほど浸水、冠水の恐れが出てきます。天候が荒れる前に早めに雨や風の対策を行ってください。◆大潮・満潮時の浸水や冠水に注意
震災の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤沈下が発生。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も低くなりました。地盤沈下した場所では、満潮時間前後に浸水や冠水の可能性が高まります。車の走行など注意が必要です。特に満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、冠水や浸水に対して一層の注意が必要です。
※大潮の期間:6/1~
◆各地の天気や気温は、【ピンポイント天気】でご確認いただけます。
【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
■引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
■小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
■現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。
【福島原発周辺の風向き】
【29(日)】
浜通り、中通りは北東からの風(海から陸へ向かう風)が吹きます。会津は東からの風が吹きます。◆1時間ごとの風向きは、【ピンポイント天気】でご確認頂けます。
【津波調査 実施中】
津波が発生した時の皆さんの行動と経験を記録し、多くの皆さんと共有しながら受け継いでいきます。参加方法は【こちら】をご覧ください。
【東日本大震災調査 発表】
先日実施した東日本大震災調査の結果が発表されました。詳しくは【こちら】をご覧下さい。