噴火警戒レベルは1を継続
気象庁によると、秋田駒ヶ岳では27日(木)20時32分と22時59分に振幅の小さな火山性微動が発生しました。火山性微動の観測は2018年4月3日以来7年ぶりです。また、27日(木)から今日28日(金)の10時までの4回の低周波地震も観測されています。(速報値)
一方で、空振観測及び地殻変動観測では特段の変化は認められていません。秋田駒ヶ岳の山頂付近では2017年以降、火山性地震の発生頻度がやや高い状態で推移していて、女岳付近では熱活動が継続しています。
山に立ち入る際は最新の火山情報を確認し、異常を感じたら、ただちに下山するなどの行動をとってください。また、女岳周辺では噴気活動がみられますので注意が必要です。
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一方で、空振観測及び地殻変動観測では特段の変化は認められていません。秋田駒ヶ岳の山頂付近では2017年以降、火山性地震の発生頻度がやや高い状態で推移していて、女岳付近では熱活動が継続しています。
山に立ち入る際は最新の火山情報を確認し、異常を感じたら、ただちに下山するなどの行動をとってください。また、女岳周辺では噴気活動がみられますので注意が必要です。
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1970〜71年に中規模の噴火
秋田駒ヶ岳は標高1637mで、秋田県仙北市と岩手県雫石町に跨っています。近年では1970〜71年にかけて中規模の噴火があり、溶岩流や火砕物が噴出しました。この時は約5か月にわたって活発な活動を続けています。
火山性微動とは
火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。
地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあります。火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
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地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあります。火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
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