金曜日頃まで季節先取りの暖かさ　次の週末は一気に気温下がる

初夏並みの暖気が北上

今日23日(日)は初夏並みの空気が西日本や東日本に流れ込み、全国70地点以上で最高気温が25℃以上の夏日となりました。今後の上空1500m付近の気温の予想を見ると、25日(火)〜26日(水)も西日本や東日本には6℃以上の空気が流れ込み、27(木)〜28日(金)には東北まで6℃のラインが北上することがわかります。
» 暖気の流れ込み予想

各地の最高気温の予想は、明日24日(月)は気圧の谷の通過に伴って雲が広がるため20℃前後と少し下がるものの、明後日25日(火)や26日(水)は関東から西日本で25℃前後の見込みです。東京の最高気温26℃は6月中旬並みの気温で、日なたで体を動かすと少し汗ばんでしまうかもしれません。

また、27日(木)〜28日(金)も各地で平年より気温が高くなるとみています。週後半は前線が通過して全国的に天気が崩れる見込みですが、寒さはなさそうです。

今日は高知と熊本から桜開花の便りが届きました。週後半にかけても暖かさに誘われて、各地から桜開花の便りが続々と届きそうです。
» 桜開花予想・見頃情報

週末は冬型気圧配置で寒気が南下

週後半の前線通過後は一時的に西高東低の冬型の気圧配置になり、寒気が一気に南下するとみられます。上空1500m付近で−6℃のラインは、29日(土)には西日本の日本海側まで南下する見通しです。
» 実況・予想天気図

29日(土)は福岡や大阪、名古屋など東海以西の多くの所で最高気温が15℃に届かず、東京都心も30日(日)は13℃の予想になっています。週後半までの気温に比べると10℃以上も低く、昼間も少し寒いくらいになりそうです。

寒気は月末にかけて日本付近を覆うため、季節が大きく逆戻りしたような寒さとなる見通しです。春らしく寒暖の変動が非常に大きくなるので、体調を崩さないようご注意ください。桜も開花から満開まで、少し時間がかかるかもしれません。
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