国内:熊本県熊本地方でM4.8 震度4の揺れに

18日(火)5時00分頃、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード4.8、深さ10kmと推定される地震が発生しました。この地震で熊本県八代市、上天草市、芦北町で最大震度4、熊本県の広い範囲や長崎県、宮崎県、鹿児島県の一部で震度3の揺れを観測しています。
当日の段階では熊本県天草・芦北地方を震源としていましたが、その後の精査で熊本地方に変更されました。また、震度5弱程度の揺れの可能性があったことから緊急地震速報(警報)が発表されています。
熊本県熊本地方を震源とする震度4以上の地震は昨年5月以来です。この地震の発生後、ほぼ同じ震源で4回の有感地震が発生しています。
今回の震源は2016年の熊本地震で一部が動いたとみられる日奈久断層付近です。政府の地震調査研究推進本部は、日奈久断層を3つに分けた真ん中の領域である日奈久区間で30年以内にマグニチュード7.5程度の地震が発生する確率を最大6%、最も南の八代海区間では最大16%としています。
陸域の浅い地震であるため、発生した場合は強い揺れに見舞われることになります。日頃からの備えが欠かせません。
当日の段階では熊本県天草・芦北地方を震源としていましたが、その後の精査で熊本地方に変更されました。また、震度5弱程度の揺れの可能性があったことから緊急地震速報(警報)が発表されています。
熊本県熊本地方を震源とする震度4以上の地震は昨年5月以来です。この地震の発生後、ほぼ同じ震源で4回の有感地震が発生しています。
今回の震源は2016年の熊本地震で一部が動いたとみられる日奈久断層付近です。政府の地震調査研究推進本部は、日奈久断層を3つに分けた真ん中の領域である日奈久区間で30年以内にマグニチュード7.5程度の地震が発生する確率を最大6%、最も南の八代海区間では最大16%としています。
陸域の浅い地震であるため、発生した場合は強い揺れに見舞われることになります。日頃からの備えが欠かせません。
国内:石川県能登半島沖でM4.7 最大震度は4

19日(水)13時25分頃、能登半島沖を震源とするマグニチュード4.7、深さ6kmと推定される地震が発生しました。この地震で石川県志賀町で最大震度4、羽咋市、かほく市、宝達志水町、中能登町で震度3の揺れを観測しています。
昨年1月に発生した能登半島地震の震源域で震度4以上の地震が発生するのは昨年6月3日以来、約9ヶ月ぶりです。
昨年11月以降は石川県西方沖での地震活動が活発になっていましたが、今月15日(土)頃からは今回の震源付近で地震の回数が増え、20日(木)にはマグニチュード3.3、最大震度3の地震が起きています。21日(金)以降は活動が低調になっているものの、今後の動向には少し注意が必要です。
昨年1月に発生した能登半島地震の震源域で震度4以上の地震が発生するのは昨年6月3日以来、約9ヶ月ぶりです。
昨年11月以降は石川県西方沖での地震活動が活発になっていましたが、今月15日(土)頃からは今回の震源付近で地震の回数が増え、20日(木)にはマグニチュード3.3、最大震度3の地震が起きています。21日(金)以降は活動が低調になっているものの、今後の動向には少し注意が必要です。
世界:中米・パナマ付近でM6.2の地震

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。最も大きな地震は中米パナマ沖とアリューシャン列島で発生したマグニチュード6.2です。この2つの地震は3分ほどの間隔で起きています。
日本時間の21日(金)深夜に中米・パナマ沖を震源とするマグニチュード6.2、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。震源が陸地から少し離れていたため、強い揺れによる影響は出ていません。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
中米は西側のココスプレートと東側のカリブプレートの境界で発生する、プレートの沈み込みによる逆断層型の地震が頻繁に発生しています。ただ、今回の震源は南に位置するナスカプレートとの境界に近く、メカニズムからトランスフォーム断層に伴うタイプとみられます。
マグニチュード6クラスは頻繁に発生しているものの、中米の沖合を震源とする地震としては津波が起きにくい領域です。
日本時間の21日(金)深夜に中米・パナマ沖を震源とするマグニチュード6.2、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。震源が陸地から少し離れていたため、強い揺れによる影響は出ていません。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
中米は西側のココスプレートと東側のカリブプレートの境界で発生する、プレートの沈み込みによる逆断層型の地震が頻繁に発生しています。ただ、今回の震源は南に位置するナスカプレートとの境界に近く、メカニズムからトランスフォーム断層に伴うタイプとみられます。
マグニチュード6クラスは頻繁に発生しているものの、中米の沖合を震源とする地震としては津波が起きにくい領域です。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。