国内:能登半島地震の活動域で5か月ぶりに震度3

1月29日(水)8時58分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード4.0、深さ11kmと推定される地震が発生しました。この地震で石川県穴水町で最大震度3、七尾市、輪島市、志賀町で震度2を観測しています。
能登半島地震の主要な活動域である石川県能登地方を震源とする震度3以上の地震は昨年8月29日以来5か月ぶりの発生です。
昨年11月に石川県西方沖を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生して以降も、能登半島周辺の地震活動は目立った活発化はみられていません。有感地震は12月が4回、1月が5回に留まっています。
ただ、能登半島地震の発生以前に比べるとまだ地震は多く、震度3程度の揺れは起きやすいとみられる状況です。復旧、復興活動などの際は揺れにすぐ対応できるような準備が欠かせません。
能登半島地震の主要な活動域である石川県能登地方を震源とする震度3以上の地震は昨年8月29日以来5か月ぶりの発生です。
昨年11月に石川県西方沖を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生して以降も、能登半島周辺の地震活動は目立った活発化はみられていません。有感地震は12月が4回、1月が5回に留まっています。
ただ、能登半島地震の発生以前に比べるとまだ地震は多く、震度3程度の揺れは起きやすいとみられる状況です。復旧、復興活動などの際は揺れにすぐ対応できるような準備が欠かせません。
世界:南米エクアドルでM5.5の地震

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震はありませんでした。最も大きな地震はインドネシアとケルマデック諸島で発生したマグニチュード5.8です。
今回はエクアドルの地震に注目します。日本時間の2月1日(土)朝にエクアドルの内陸部を震源とするマグニチュード5.5、深さ10kmと推定される地震が発生しました。
地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。震央周辺では改正メルカリ震度階級でVIの揺れがあり、首都のキトにも弱い揺れが到達したとみられます。
今回の震源は山間部であることや、極端に大きな揺れではなかったことから、被害は報告されていません。
エクアドルではナスカプレートが南米プレートに沈み込むことによるプレート境界型の巨大地震が多く、2016年のマグニチュード7.8の地震では大きな被害に見舞われました。
内陸部でも時々震源が浅く強い地震が起きていて、1987年には今回よりも北の領域でマグニチュード7.2、深さ約10kmの地震が発生。斜面崩壊などにより5000人を超える方が亡くなる被害が出ています。
今回はエクアドルの地震に注目します。日本時間の2月1日(土)朝にエクアドルの内陸部を震源とするマグニチュード5.5、深さ10kmと推定される地震が発生しました。
地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。震央周辺では改正メルカリ震度階級でVIの揺れがあり、首都のキトにも弱い揺れが到達したとみられます。
今回の震源は山間部であることや、極端に大きな揺れではなかったことから、被害は報告されていません。
エクアドルではナスカプレートが南米プレートに沈み込むことによるプレート境界型の巨大地震が多く、2016年のマグニチュード7.8の地震では大きな被害に見舞われました。
内陸部でも時々震源が浅く強い地震が起きていて、1987年には今回よりも北の領域でマグニチュード7.2、深さ約10kmの地震が発生。斜面崩壊などにより5000人を超える方が亡くなる被害が出ています。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。