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明日午後から冬型強まり大雪や吹雪に 帰省ラッシュへの影響に注意を

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2024/12/25 15:18 ウェザーニュース

明日26日(木)に低気圧や前線が通過した後、西から冬型の気圧配置が強まります。日本海側の広い範囲で大雪や吹雪に警戒は必要です。帰省ラッシュに影響が出る可能性があるため警戒をしてください。

明日夕方から明後日は北日本日本海側で吹雪に

明日の北日本は前線通過時まで雨の所がありますが、通過後は次第に雪に変わります。夕方には日本海側の広い範囲で雪になり、風も強まるため吹雪になる所がある見込みです。

低気圧が急速に発達するため明後日27日(金)にかけて風のピークになり、北海道や東北の日本海沿岸を中心に瞬間的には25m/s以上の暴風が吹く可能性があります。吹雪で視界不良となったり、吹き溜まりにできることなどが考えられます。

仕事納めで挨拶回りなど移動する場合は無理をせず、時間に余裕を持つようにしてください。
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東日本の山沿いで100cm以上の積雪予想

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寒気のピークは帰省ラッシュが本格的に始まる28日(土)で、29日(日)にかけて日本海側は断続的に雪が降る予想となっています。特にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の形成によって発達した雪雲がかかる北陸や東海北部、関東甲信北部の山沿いで雪が強まる見通しです。

28日(土)夜までの積雪増加量は本州中部の山沿いの多い所で100cm以上に達するおそれがあり、北日本の内陸部や山沿いでも30〜50cmのまとまった雪が予想されます。29日(日)も雪が続くため積雪はさらに増加するとみられます。

急に積雪が増加することで峠道などでスタックすると大規模な交通障害につながるおそれがあります。年末年始の休暇を利用して慣れない雪道を走る場合は、万全の準備を行った上で無理な運転を避けるようにしてください。

また、大雪や吹雪によって公共交通機関に影響が出ることも考えられますので、最新情報の確認が必要です。
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