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【北日本】花粉飛散傾向2025

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2024/12/04 13:30 ウェザーニュース

▼各エリアの見解をチェック
北海道東北北部東北南部

■北海道(※シラカバ花粉)
大量飛散の反動 飛散量は前年比で半減もほぼ平年並

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2024年の夏は暖かい空気に覆われて、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を上回ったところが多く、シラカバの雄花の生長に適した天候となりました。また、2024年のシラカバ花粉の飛散量は平年、前年を大きく上回りました。

このため、2025年は飛散量が少なくなる「裏年」になると見込んでいます。2025年春のシラカバ花粉の飛散量は前年の48%、平年の84%となる予想です。

前年に比べて飛散量は減少するものの、晴れて風の強い日には大量の花粉が飛散するため、しっかりと花粉対策をしてください。

■東北北部
大量飛散の反動 飛散量は前年比で大幅減も平年を上回る

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2024年の夏は暖かい空気に覆われて、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を上回ったところが多く、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。また、2024年の花粉の飛散量は前年、平年を大きく上回りました。

このため、2025年は飛散量が少なくなる「裏年」になると見込んでいます。2025年春の花粉の飛散量は前年の60%、平年の112%となる予想です。前年に比べて飛散量は減少するものの、平年を上回る水準となります。

特に晴れて風の強い日には大量の花粉が飛散するため、しっかりと花粉対策をしてください。なお、東北北部ではスギ花粉の飛散が中心で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。

■東北南部
高温・多照の夏 前年・平年とほぼ同等の飛散量

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2024年の夏は暖かい空気に覆われて、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を上回ったところが多く、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。また、2024年の花粉の飛散量は前年を下回ったものの、平年を上回りました。

過去の飛散傾向と夏の気象条件から2025年は前年の飛散量を上回る県と下回る県が混在し、全体としては前年の飛散量とほぼ同等と見込んでいます。2025年春の花粉の飛散量は前年の96%、平年の128%となる予想です。前年に比べて飛散量は減少する県があるものの、平年を上回る水準となります。

特に晴れて風の強い日には大量の花粉が飛散するため、しっかりと花粉対策をしてください。なお、東北南部ではスギ花粉の飛散が中心で、ヒノキ花粉の飛散は比較的少ない傾向です。
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