花粉の飛散予報を確認して、花粉症対策にお役立てください。
ネズミホソムギ(イネ科ドクムギ属)
飛散時期
5月〜7月ごろ
和名 ネズミホソムギ
開花期間 5~7月
生活形 1~2年草
生育 河川敷や公園など
別名は、イタリアンライグラス。
ネズミムギとホソムギの交雑種で、牧草として栽培されているものが、野生化しました。
イネ科花粉症の原因
5月から7月にかけて目がかゆくなったり、鼻水がでたりなど、アレルギーの症状が出ていませんか?。
晩春から初夏にかけての花粉症の症状は「イネ科植物」が原因の可能性があります。
イネ科花粉症の原因となる植物は、外国から輸入され広く利用されている寒地型の牧草類が中心です。ネズミホソムギ(ネズミムギ、ホソムギ含む)、オニウシノケグサ、カモガヤ、ハルガヤなどが主要な原因植物と考えられています。
花粉が飛ぶのはいつごろ?
イネ科の花粉症原因植物は5月中旬から8月上旬まで花粉が飛散しますが、最もたくさん花粉が飛ぶのは 5月中旬~6月下旬です。
穂に沢山の小穂(しょうすいがつき、葯(やく)が開いて垂れ下がっていれば、花粉が飛んでいます。1つの穂は10日間くらい開花しています。
花粉を避けるためには
花粉の飛散時間帯は、晴天の場合、午前中に大半が飛散し、ピークは8時~10時です。気温が高いほど早い時間帯から飛散する傾向が見られます。午前中に低温で、午後に気温が上昇した場合などは、午後に飛散することもあります。
イネ科の花粉はスギのように遠くまで飛びませんので、開花中の草むらに近寄ったり、中で遊んだりしないことが第一です。
参考資料など
引用:江戸川河川事務所
写真提供:東京都アレルギー情報navi.