週末から来週は雨の所が多い　台風の動向次第で強まる可能性も

前線が北上傾向で活動が活発になることも

本州の南の海上の伸びる前線は明後日26日(土)頃から北上して、週末は本州の太平洋沿岸に停滞する見込みです。来週半ばにかけてはさらに北上するとみられます。

現在、マリアナ諸島にある熱帯低気圧が明日25日(金)には台風21号になり、しばらくは西寄りに進む予想です。台風周辺の湿った空気が前線付近に流れ込んで、前線の活動が活発になる可能性があります。

上空の気圧の谷が通過するタイミングが重なると雨雲が発達して、大雨になってもおかしくありません。現時点では前線や台風の予測の不確実性が大きいため、今後の情報に注意が必要です。
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台風発生後の進路は？

熱帯低気圧は24日(木)15時現在、マリアナ諸島を時速15kmで西進中です。気象庁は今後も発達を続け、24時間以内に台風に発達する見込みと発表しています。

▼熱帯低気圧　10月24日(木)15時
　中心位置　　　マリアナ諸島
　移動　　　　　西　15 km/h
　中心気圧　　　1000 hPa
　最大風速　　　15 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　23 m/s

27日(日)頃までは西寄りに進んで沖縄の南の海上に達する見通しです。28日(月)以降は段々と速度を落とす予想となっています。コンピューターシミュレーションの計算では、そのまま西寄りに進むものと北寄りに転向するものがある状況です。進路によって影響が大きく変わることになりますので、今後の動きに注目をしてください。
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