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北日本や東日本は雨が強まるおそれ 関東は夜に雷雨に注意

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2024/09/02 08:13 ウェザーニュース

昨日、台風10号から熱帯低気圧へ変わった低気圧は、再び日本列島を北上して勢力を弱めました。ただ、その周辺には発達した雨雲が見られ、今朝は北陸を中心に雨の強まっているところがあります。この後は北日本にある秋雨前線の影響もあり、東北も雨が強まる見込みです。

関東や東海でも湿った空気の影響で、断続的に発達した雨雲が流れ込みやすくなります。
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北陸や東北は午後にかけて雨強まる

7時30分までの1時間には、石川県珠洲市で8.5mm、羽咋市で7.5mmと本降りの雨となっています。

能登半島付近には発達した雨雲があり、今後は新潟県や東北方面へ進むと予想しています。北日本にある秋雨前線と一体となり、1時間に30mmを超える激しい雨が降るところがる見込みです。道路冠水や河川増水などに注意してください。

北海道では太平洋側にこの雨雲がかかり、道北の北側からも前線の雨雲が南下してきます。午後は雨が降りやすくなるので大きい傘をお持ちください。
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関東や東海でも天気急変に注意

関東や東海でも、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に雨雲が発達しやすい状況が続きます。広範囲の雨というよりは、点在する発達した雨雲が流れ込んでくる形になります。断続的な強い雨に注意してください。

さらに、夜になると前線南下とともに湿った空気の流入と相まって、大気の状態非常に不安定になります。雷を伴って激しい雨の降ることが考えられ、明日の朝にかけては雷雨や道路冠水などに注意してください。雨は明日の日中も続くとみています。

また、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるので、土砂災害や河川の増水にも警戒が必要です。
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