ミッドウェー諸島近海で熱帯低気圧に

トロピカルストームHoneはハワイの南東で発生し、一時的に発達してハリケーンHoneになりました。Honeにより、ハワイ島やマウイ島では停電や洪水の被害が発生しました。
その後はトロピカルストームやトロピカルデプレッションの勢力に低下したあと西進し、ホノルルの中部太平洋ハリケーンセンターは180度経線を越えて域外に出たため監視を終了したと発表しました。
一方、北西太平洋を担当する気象庁は、2日(月)9時の天気図や海上警報にて、ミッドウェー諸島近海の東経180.0度、北緯25.6度に中心気圧1004hPa、中心付近の最大風速15m/s(30ノット)の熱帯低気圧を解析しました。台風の基準は最大風速17m/s以上である必要があるため、“台風発生”が発表されることはありませんでした。
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その後はトロピカルストームやトロピカルデプレッションの勢力に低下したあと西進し、ホノルルの中部太平洋ハリケーンセンターは180度経線を越えて域外に出たため監視を終了したと発表しました。
一方、北西太平洋を担当する気象庁は、2日(月)9時の天気図や海上警報にて、ミッドウェー諸島近海の東経180.0度、北緯25.6度に中心気圧1004hPa、中心付近の最大風速15m/s(30ノット)の熱帯低気圧を解析しました。台風の基準は最大風速17m/s以上である必要があるため、“台風発生”が発表されることはありませんでした。
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西経域から来る低気圧が台風になるのは数年に一度

日本の気象庁の台風の監視領域は、北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)・南シナ海と決まっていて、その領域に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s以上のものが台風と呼ばれます。
このため、西経域から進んできたハリケーンや発達した熱帯低気圧(トロピカルストーム)が東経域に入ると、監視担当機関がアメリカの中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC)から日本の気象庁に引き継がれ、「台風」と呼ばれることになります。
台風が域外から入るのは数年に一度程度の頻度であり、ハリケーンから台風に変わった2023年台風8号(DORA/ドーラ)以来1年ぶりになります。その前は2018年台風17 号(ヘクター)でした。
» 関連記事 台風が「域外に出る」ことも
このため、西経域から進んできたハリケーンや発達した熱帯低気圧(トロピカルストーム)が東経域に入ると、監視担当機関がアメリカの中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC)から日本の気象庁に引き継がれ、「台風」と呼ばれることになります。
台風が域外から入るのは数年に一度程度の頻度であり、ハリケーンから台風に変わった2023年台風8号(DORA/ドーラ)以来1年ぶりになります。その前は2018年台風17 号(ヘクター)でした。
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台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
一方、西経域から入る台風は、アメリカの国立ハリケーンセンターが定めたリストからつけられた名前(今回であれば「ホネ(Hone)」)が、そのまま台風の名前に用いられることになっています。
トロピカルストームの名前「ホネ(Hone)」は、甘くてやわらかい、またはハチミツなどの意味をもつハワイ語からつけられています。
» 関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
一方、西経域から入る台風は、アメリカの国立ハリケーンセンターが定めたリストからつけられた名前(今回であれば「ホネ(Hone)」)が、そのまま台風の名前に用いられることになっています。
トロピカルストームの名前「ホネ(Hone)」は、甘くてやわらかい、またはハチミツなどの意味をもつハワイ語からつけられています。
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