東海や関東は土砂災害に警戒
東海沖を進んでいる台風10号の東側では、南からの湿った空気の流入が強まっています。
静岡県から千葉県は活発な雨雲が流れ込み、9月1日(日)未明の1時間雨量は神奈川県辻堂(つじどう)で21.5mmの強い雨、千葉県東庄(とうのしょう)で17.0mm、静岡県土肥(とい)で14.5mmのやや強い雨を観測しました。
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静岡県から千葉県は活発な雨雲が流れ込み、9月1日(日)未明の1時間雨量は神奈川県辻堂(つじどう)で21.5mmの強い雨、千葉県東庄(とうのしょう)で17.0mm、静岡県土肥(とい)で14.5mmのやや強い雨を観測しました。
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東海地方では台風の接近前から雨量がまとまっていて、27日(火)からの総雨量は静岡県天城山(あまぎさん)で876.0mm、三重県宮川(みやがわ)で684.5mmと、8月1か月の平年雨量の2倍前後の大雨です。
三重県から神奈川県を中心に、一連の大雨で土砂災害の危険度が高まっています。
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三重県から神奈川県を中心に、一連の大雨で土砂災害の危険度が高まっています。
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多い所で48時間で200mm以上の雨に

台風は東海道沖で速度を落として停滞した後、日本の東から張り出す高気圧の縁を進む形で北へ進む予想となっています。このため、東海では今日1日(日)も雨が強まりやすく、雨量がさらに増加する予想です。明日2日(月)にかけての48時間で多い所では200mm以上の雨が降る見込みです。
これまでに降った雨により地盤が緩んでいたり、川の水位が高くなるなど、災害が発生しやすい状況です。今後の雨によって土砂災害や河川氾濫などのおそれがありますので、増水している川の近く、地盤の緩い傾斜地など危険な場所には引き続き近寄らないようにしてください。
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これまでに降った雨により地盤が緩んでいたり、川の水位が高くなるなど、災害が発生しやすい状況です。今後の雨によって土砂災害や河川氾濫などのおそれがありますので、増水している川の近く、地盤の緩い傾斜地など危険な場所には引き続き近寄らないようにしてください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風10号の名前「サンサン(Shanshan/珊珊)」は香港が提案した名称で、少女の名前が由来です。
» 関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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台風10号の名前「サンサン(Shanshan/珊珊)」は香港が提案した名称で、少女の名前が由来です。
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