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【東日本】花粉飛散傾向2024

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2023/10/03 13:06 ウェザーニュース

▼各エリアの見解をチェック
関東・山梨北陸・長野東海

■関東・山梨
高温・多照の夏 「裏年」傾向も飛散量は平年を上回る

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2023年の夏は暖かい空気に覆われる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、雄花の生長に適した天候となりました。

また、2023年の飛散量は平年、前年を大きく上回りました。このため、2024年は飛散量が少なくなる「裏年」になると見込んでいます。

2024年春の飛散量は2023年の60%、平年の118%になる予想です。大量飛散の翌年にあたるため2023年に比べると飛散量は少なくなるものの、夏の高温・多照が影響し平年に比べると同程度かやや多くなる予想です。

特に晴れて風が強い日には大量の花粉が飛散するため、シッカリとした花粉症対策をするようにしてください。

■北陸・長野
高温・多照の夏 「裏年」傾向も飛散量は平年を上回る

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2023年の夏は暖かい空気に覆われる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、雄花の生長に適した天候となりました。

また、2023年の飛散量は平年、前年を大きく上回りました。このため、2024年は飛散量が少なくなる「裏年」になると見込んでいます。

2024年春の飛散量は2023年の71%、平年の157%になる予想です。大量飛散の翌年にあたるため2023年に比べると飛散量は少なくなるものの、夏の高温・多照が影響し平年に比べると多くなる予想です。

油断することなく、シッカリとした花粉症対策が必要になります。なお、北陸エリアではスギ花粉の飛散が中心となり、ヒノキ花粉の飛散は比較的少ない傾向にあります

■東海
高温・多照の夏 飛散量は平年を上回る予想

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2023年の夏は暖かい空気に覆われる日が多く、気温は平年に比べて高くなりました。日照時間も平年を上回り、雄花の生長に適した天候となりました。また、2023年の飛散量は平年、前年を上回りました。

そのため、2024年は「裏年」傾向となりますが、雄花の生長に適した天候となったため、飛散量の減少は限定的になるとみています。

2024年春の飛散量は2023年の96%、平年の142%になる予想です。2023年と比べると同程度ですが、夏の高温・多照が影響し平年と比べると多くなる予想です。

特に晴れて風が強い日には大量の花粉が飛散するため、シッカリとした花粉症対策をするようにしてください。
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