日本列島へ接近を予測するメンバーが多数
この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果をあらわします。アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、状況次第で進路にかなりの幅があるということをイメージするために掲載しています。
大多数は九州の沖で北から東へと進路を変える傾向を示しています。進路を変えるタイミングや位置にはばらつきがあるものの、日本列島への影響が大きくなる可能性が高まっている状況です。
ただ、少ないながらも進路を変えずに西進を予測するものもあります。転向するタイミングは予測の起点となる時間からみると、まだ72時間前後先になるので、必ずしも現在の予測の多数派通りに進むとは限りません。
大多数は九州の沖で北から東へと進路を変える傾向を示しています。進路を変えるタイミングや位置にはばらつきがあるものの、日本列島への影響が大きくなる可能性が高まっている状況です。
ただ、少ないながらも進路を変えずに西進を予測するものもあります。転向するタイミングは予測の起点となる時間からみると、まだ72時間前後先になるので、必ずしも現在の予測の多数派通りに進むとは限りません。
ポイントは高気圧の勢力
台風14号の進路に大きく影響するのは、太平洋高気圧の勢力です。台風は高気圧の縁に沿うように進むため、高気圧が西に大きく勢力を広げると北上できずに西進。勢力が東に後退するほど早く北へ進路を変え、その後は上空の偏西風に乗って北東に進みます。
現時点では17日(土)頃から高気圧の勢力は東に後退して、台風が北上する可能性が高いとみています。ただ、台風が発達することで、高気圧の勢力を強め、その結果として進路が変わるケースもしばしばあります。
高気圧次第で台風の進路や接近タイミングが変化し、雨や風による影響が変わってきますので、必ず最新の台風情報を確認するようにしてください。
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現時点では17日(土)頃から高気圧の勢力は東に後退して、台風が北上する可能性が高いとみています。ただ、台風が発達することで、高気圧の勢力を強め、その結果として進路が変わるケースもしばしばあります。
高気圧次第で台風の進路や接近タイミングが変化し、雨や風による影響が変わってきますので、必ず最新の台風情報を確認するようにしてください。
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