どちらのパターンも房総半島や紀伊半島で大雨に警戒
台風の接近前から秋雨前線の影響で雨が降っていて、東日本や近畿の太平洋側では雨量がかさんで大雨となるおそれがあります。
特に、紀伊半島南部では地形の影響で、房総半島では沿岸前線と呼ばれる小規模な前線が形成される影響で、それぞれ大雨が予想されます。
8日(木)時点のウェザーニュースの予測では、11日(日)9時までの3日間(72時間)の総雨量は、紀伊半島南部では300mmを超えるところがあり、関東でも千葉県などで200〜300mmの雨が降る可能性があるとみています。
これに加え、Aパターンのシナリオに近くなった場合は、台風本体の活発な雨雲がかかり、紀伊半島南部や伊豆諸島、千葉県などで500mm近い大雨となるおそれがあります。土砂災害や河川の増水などに警戒してください。
特に、紀伊半島南部では地形の影響で、房総半島では沿岸前線と呼ばれる小規模な前線が形成される影響で、それぞれ大雨が予想されます。
8日(木)時点のウェザーニュースの予測では、11日(日)9時までの3日間(72時間)の総雨量は、紀伊半島南部では300mmを超えるところがあり、関東でも千葉県などで200〜300mmの雨が降る可能性があるとみています。
これに加え、Aパターンのシナリオに近くなった場合は、台風本体の活発な雨雲がかかり、紀伊半島南部や伊豆諸島、千葉県などで500mm近い大雨となるおそれがあります。土砂災害や河川の増水などに警戒してください。
Aパターンの場合は暴風にも警戒
台風は四国沖から徐々に勢力を落とし始めるため、暴風域に入るのは紀伊半島南部、伊豆半島、伊豆諸島、房総半島などが中心とみられます。
ただ、Aパターンのシナリオに近くなった場合は、台風の暴風域に入る地域が増え、都市部でも瞬間的に30m/s以上の暴風が吹くおそれがあります。停電などに警戒が必要です。
一方、Bパターンのシナリオに近くなった場合は、風の影響は少ない見込みです。
ただ、Aパターンのシナリオに近くなった場合は、台風の暴風域に入る地域が増え、都市部でも瞬間的に30m/s以上の暴風が吹くおそれがあります。停電などに警戒が必要です。
一方、Bパターンのシナリオに近くなった場合は、風の影響は少ない見込みです。
どちら寄りになるかは転向の状況次第
台風14号は現時点では北に進んでいますが、この先には太平洋高気圧の縁に沿って時計回りに曲がり、明日9日(金)にかけて北東に進行方向を変える見込みです。これを転向と呼びます。
早く転向を始める場合はBパターンのシナリオに近くなり、北上が長引くとAパターンのシナリオに近くなります。
転向が始まると、もう少し予測が正確になってきますので、今後も最新の情報を確認するようにしてください。
» 最新の台風情報
» 台風14号による各地への詳しい影響予測
早く転向を始める場合はBパターンのシナリオに近くなり、北上が長引くとAパターンのシナリオに近くなります。
転向が始まると、もう少し予測が正確になってきますので、今後も最新の情報を確認するようにしてください。
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