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2011年06月18日
土石流・泥流の発生に注意[18(土)19時00分更新]
◆最新の雨見解
18(土)夜~19(日)も、雨が強弱をつけて降り続きます。雨が降り続くほど、土石流や泥流が発生する危険性が高まってきます。最新の雨情報や自治体からの情報を、こまめにご確認ください。
◆避難勧告が発表
都城市は、今日18(土)の19時頃に、夏尾町・御池町・吉之元町・高野町の一部(荒川内)及び山田地区の一部に、避難勧告を発表しました。自治体の情報をこまめにご確認ください。
◆18(土)夜~19(日)の火山灰予想
新燃岳が噴火した場合、噴煙は主に東~北東へ流れます。
【宮崎県】
高原町、都城市、小林市、綾町、国富町、宮崎市、西都市、西米良村、新富町、高鍋町、川南町、都農町、木城町、日向市、門川町。◆火山灰から身を守るための対策をチェック!
【こちらから】
└独立行政法人防災技術研究所の火山灰から身を守ろう!をもとに内閣府が作成
◆土石流による避難勧告基準
【都城市】
避難勧告発令:1時間20ミリ以上の雨量が予想される時
避難準備情報発表:勧告の発令が予想される時
【高原町】
避難勧告発令:
24時間の先行雨量が100ミリに達し、1時間の雨量20ミリに達したあとも、1時間20ミリ以上の雨量が予想される時
避難準備情報発表:
24時間の先行雨量が100ミリに達し、1時間20ミリ以上の雨量が2時間以上継続すると予想される時
新燃岳は噴火警戒レベル3のままです。
【1】新燃岳から約3km以内では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石等に警戒が必要です。
【2】風下側では降灰や風の影響を受ける小さな噴石(火山レキ)に注意が必要です。これまでの噴火では直径4~6cmの小さな噴石が火口から約10kmにまで達しています。
【3】爆発的噴火に伴う大きな空振に注意が必要です。
【4】雨の日は泥流や土石流に注意が必要です。
◆事前の確認事項◆
【1】危険エリアには近づかない
火砕流は高温の岩石と火山ガスが時速100km以上のスピードで流れ下る現象です。発生してから逃げることはできません。3km以内の危険エリアには立ち入らず、危険エリア周辺では自治体の指示に従って下さい。
【2】危険エリアではなくても…
火砕流が到達しない離れたエリアでも爆発的な噴火の場合、風下では噴石や降灰の可能性があります。むやみに外出せず、避難などのやむを得ない場合は、ヘルメットや傘で頭を保護し、マスク着用は必須です。
【3】事前に危険エリアの確認を
現在、噴火警戒レベル3ですが、レベル4、5になった時に、自分の場所が影響するかどうか、事前に自治体HPにある【ハザードマップ(宮崎県のHPより)】の確認をおすすめします。