予報に関するよくある質問

ウェザーニュース「予報センター」とは?

全世界の気象予測とモニタリング

予報センターは、全世界の気象予測・モニタリングを行うウェザーニュースのいわば心臓部です。24時間365日交代で、気象予報士200人をはじめとした気象のプロが世界の気象状況を監視し、気象予測を行っています。世界中の公的機関データ、独自観測機データ、ユーザーからの天気報告を集約して解析、そのデータ量は気象機関の中で世界最大を誇ります。

近年の気象は従来の技術では捉えきれないほどの極端現象となっています。更なる進化が求められる中、ウェザーニュース独自の人工知能を用いて世界最大量のデータを元に過去の事例をディープラーニングにより学習し、これまで予測不可能だった極端気象を予測しようと取り組んでいます。

予報精度No.1の鍵を握る毎日のKAIZEN

毎日、40万地点の予報を検証し、運営チームにフィードバックする仕組みが整っています。日々の予報について良かった点を共有し、予報がはずれていた場合は要因や改善ポイントを徹底的に検証しています。また、他社の予報をモニタリングし、精度を比較しています。

これら検証結果を元に予報精度が向上するよう、新たな技術開発も同時に行い、改善サイクルのスピードを上げる工夫がなされています。

台風・波浪・海氷・地震などあらゆる現象を解析

予報センターでは、気象のほかにも台風・波浪・海氷・地震・津波・火山・大気中の汚染物質など、地球規模で発生しているあらゆる現象の解析や予測を行っています。

ストームセンター

台風・ハリケーン・サイクロン・熱帯低気圧など、世界中のストームの監視・解析・予報を行っています。船舶からの天気の報告も活用し、ビッグデータ解析により進路予測の予測精度の向上を行っています。

海象センター

波浪・海流・潮流や海上特有の気象に関する解析・予測および予報精度の改善を行っています。

アイスセンター

極域を航行する船舶の安全運航のために全世界の海氷を常時監視し、地球温暖化の影響をモニタリングしています。

地象センター

世界中の地震・火山・津波・日本の土砂災害の常時監視をしています。航空機の運行に影響を及ぼす火山灰の情報も発表しています。

AQ(Air Quality)センター

PM2.5・黄砂・煙霧・砂塵をはじめとする大気中の汚染状況を監視しています。