これまで最も遅い記録は10月26日
富士山の初冠雪の平年日は10月2日で、昨季は10月5日に発表されていました。今季は今日22日(火)まで発表がなく、かなり遅くなっています。
先日20日(日)に北日本の山では続々と初冠雪の発表がありました。富士山は10月中旬頃から最低気温が氷点下の冬日が多くなっていますが、雪が積もるほどの降水がなく、麓からでも山頂付近にも白いものは見られていない状況です。
明日23日(水)は前線の通過に伴って富士山周辺で降水がある予想ですが、暖気が北上するため気温が高く、富士山でも降るものは雨が主体になるとみています。
統計開始から昨季までで最も遅い発表となったのは、1956年と2016年の10月26日です。今季はさらに遅くなる可能性があります。
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先日20日(日)に北日本の山では続々と初冠雪の発表がありました。富士山は10月中旬頃から最低気温が氷点下の冬日が多くなっていますが、雪が積もるほどの降水がなく、麓からでも山頂付近にも白いものは見られていない状況です。
明日23日(水)は前線の通過に伴って富士山周辺で降水がある予想ですが、暖気が北上するため気温が高く、富士山でも降るものは雨が主体になるとみています。
統計開始から昨季までで最も遅い発表となったのは、1956年と2016年の10月26日です。今季はさらに遅くなる可能性があります。
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富士山の初冠雪 発表の基準は

富士山における初冠雪は、その年の最高気温を観測した日以降に、甲府地方気象台から冠雪が確認できたときに発表されます。冠雪の確認は「山の全部または一部が、雪または白色に見える固形降水(雹など)で覆われている状態を下から初めて望観できたとき」を指します。
富士山の麓や静岡県側から雪化粧が見えたとしても、山梨県甲府市にある甲府地方気象台から富士山の冠雪の様子が見えないときには初冠雪は発表されません。
以前は河口湖測候所も同様に観測、発表をしていましたが、2003年9月に河口湖測候所の有人化業務が終了した以降は甲府地方気象台に一元化されています。甲府気象台による初冠雪の平年値は10月2日、昨季の初冠雪観測日は10月5日でした。
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富士山の麓や静岡県側から雪化粧が見えたとしても、山梨県甲府市にある甲府地方気象台から富士山の冠雪の様子が見えないときには初冠雪は発表されません。
以前は河口湖測候所も同様に観測、発表をしていましたが、2003年9月に河口湖測候所の有人化業務が終了した以降は甲府地方気象台に一元化されています。甲府気象台による初冠雪の平年値は10月2日、昨季の初冠雪観測日は10月5日でした。
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