埼玉県川越市に「緊急安全確保」発令 警戒レベル5 命を守る行動を
2024/08/30 03:26 ウェザーニュース
8月30日(金)3時03分、埼玉県川越市は、河川の氾濫が発生したとして、大字寺尾(おおあざてらお)地区の4,777世帯 10,577人に「緊急安全確保」を発令しました。
川の周辺の方は、近くの安全な場所に避難するか、屋内の2階など高い場所に避難して安全を確保するようにしてください。
台風10号と高気圧の間を吹く南寄りの風によって湿った空気が次々に流れ込み、埼玉県内では大雨となっています。アメダス川越では3時10分までの24時間に203.5mmの雨を観測しました。
このあとも発達した雨雲が流れ込みやすい状況が続きます。暗い時間の避難は危険を伴いますので、外に出るのが危険と感じたら屋内のできるだけ高い場所へ移動し、身の安全を第一に過ごすようにしてください。
身の安全の確保を
磐田市周辺の雨のピークは過ぎつつあるものの、今夜にかけて断続的に雨が予想されます。雨が落ち着いたあともしばらくは土砂災害が発生するおそれがあります。
また、雨のピークを越えたあとも、新たに土砂災害や低い土地の浸水、河川氾濫などが発生する危険があるので、厳重に警戒してください。
「顕著な大雨に関する情報」とは
顕著な大雨に関する情報とは、大雨による災害発生の危険度が急激に高まっている中で、線状の降水帯により非常に激しい雨が同じ場所で降り続いている状況を「線状降水帯」というキーワードを使って解説する情報です。
線状降水帯による大雨が、災害発生の危険度の高まりにつながるものとして社会に浸透しつつあるため、危機感を伝えるために2021年から運用が始まりました。
情報が発表された地域の周辺では危険が迫っているため、地元の自治体が発表する避難情報などを確認して、速やかに適切な行動をとるようにしてください。
なお気象庁によると、過去のデータを用いたシミュレーションの結果、この「顕著な大雨に関する情報」は1年間に全国で約10〜20事例程度の発表が想定されるとのことです。発表の頻度は特別警報と比べて多いものの、当該の地域にとっては数年に一度あるかないかの大雨ですので、決して油断をしないようにしてください。
:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
万が一、避難前にレベル5になってしまったら
警戒レベルに応じたとるべき行動
もし万が一、避難前に警戒レベル5の状況になってしまった場合には、さらなる状況悪化に備えた行動が必要です。
避難所等までの経路上の安全が確実である場合は、少しでも安全な避難所等に移動します。
しかし、避難経路上に冠水・浸水した場所がある場合や、増水した河川・急な崖などがある場合、夜間の場合、移動が困難なほどの雨が降り続いている場合等は、無理な移動を避けるべきです。今いる建物の中で、斜面や崖からできるだけ遠く、なるべく上の階へ避難したうえで、安全確保と情報入手につとめてください。