小笠原近海で北東に転向か
台風15号は発達に適した海域を進んで、5日先の13日(金)には中心気圧935hPaの非常に強い台風になる予想となっています。グアムなどマリアナ諸島では荒れた天気となるおそれがあり、警戒が必要です。
その後は小笠原近海に北上する可能性が高まっていて、進路次第では小笠原諸島の父島などが台風の影響を受ける可能性があるため、今後の台風情報を確認するようにしてください。
小笠原諸島付近の緯度までは太平洋高気圧の周囲をまわるように北西に進んでくるものの、太平洋高気圧が夏場と比べて後退しているため次第に進路を東寄りに変える可能性が高いと考えられます。上空のジェット気流も本州の南まで南下する予想となっているため、本州方面に台風が接近してくる可能性は低い見通しです。
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その後は小笠原近海に北上する可能性が高まっていて、進路次第では小笠原諸島の父島などが台風の影響を受ける可能性があるため、今後の台風情報を確認するようにしてください。
小笠原諸島付近の緯度までは太平洋高気圧の周囲をまわるように北西に進んでくるものの、太平洋高気圧が夏場と比べて後退しているため次第に進路を東寄りに変える可能性が高いと考えられます。上空のジェット気流も本州の南まで南下する予想となっているため、本州方面に台風が接近してくる可能性は低い見通しです。
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この図の細い線1本1本は世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果をあらわします。アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、想定される進路に幅があることをイメージするために掲載しています。
これらのメンバーを比較すると、マリアナ諸島付近を北西に進んだあと、小笠原近海で転向して北東へ進む傾向が概ね揃っていて、進路予測のばらつきが比較的小さいことがわかります。
誤差は小さいとはいえ、わずかなずれで小笠原諸島への影響が大きく変わるため、油断はできません。
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これらのメンバーを比較すると、マリアナ諸島付近を北西に進んだあと、小笠原近海で転向して北東へ進む傾向が概ね揃っていて、進路予測のばらつきが比較的小さいことがわかります。
誤差は小さいとはいえ、わずかなずれで小笠原諸島への影響が大きく変わるため、油断はできません。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風15号の名前「ボラヴェン(Bolaven)」はラオスが提案した名称で、ラオス南部の高原の名前からとられています。
» 関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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台風15号の名前「ボラヴェン(Bolaven)」はラオスが提案した名称で、ラオス南部の高原の名前からとられています。
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