激しい雨で千葉県を中心に土砂災害の危険性が高まる
台風の中心の北側にシアーライン(風の流れが変化する境界線)が形成され、そこに台風周辺の湿った空気が流れ込むことで雨雲が発達しています。伊豆諸島南部で7時過ぎに線状降水帯が解析し、東京都三宅村・三宅島では観測史上1位となる1時間に122.0mmの猛烈な雨を観測しました。
伊豆諸島の大雨は峠を越えつつある一方で、関東南部では激しい雨が続き、特に千葉県内で雨量が増加しています。1時間最大では鴨川市で68.5mm、茂原市で67.5mmを観測し、24時間雨量は9時30分までに茂原市で226.0mmに達しました。
千葉県の広い範囲に土砂災害警戒情報が発表されています。土砂災害の危険性が高まっていますので、警戒が必要です。
» 台風ピンポイント影響予測(会員向け)
伊豆諸島の大雨は峠を越えつつある一方で、関東南部では激しい雨が続き、特に千葉県内で雨量が増加しています。1時間最大では鴨川市で68.5mm、茂原市で67.5mmを観測し、24時間雨量は9時30分までに茂原市で226.0mmに達しました。
千葉県の広い範囲に土砂災害警戒情報が発表されています。土砂災害の危険性が高まっていますので、警戒が必要です。
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午後は冠水エリアが拡大の可能性
ウェザーニュースアプリ利用者に冠水状況の調査を行った所、1時間に30mm以上の激しい雨を観測している所が多い千葉県内で冠水は目立っている状況です。東京都や神奈川県なども雨の強まった時間帯に一時的に冠水が発生したとみられます。
これから午後にかけては活発な雨雲が関東南部だけでなく、北部にも広がる予想となっています。道路冠水の発生しやすいエリアも拡大していきますので、車で移動中に雨が激しくなってきた場合は、アンダーパスなど冠水しやすい所の走行を出来るだけ避けてください。
これから午後にかけては活発な雨雲が関東南部だけでなく、北部にも広がる予想となっています。道路冠水の発生しやすいエリアも拡大していきますので、車で移動中に雨が激しくなってきた場合は、アンダーパスなど冠水しやすい所の走行を出来るだけ避けてください。
台風の勢力は強くないものの突風注意
台風の勢力そのものはそれほど強くないため、暴風警報が発表される可能性はそれほど高くありません。ただ、台風の周辺に広がる活発な雨雲が通過するタイミングでは突風を伴っており、瞬間的には20~30m/sの風の吹くおそれがあります。
雨が中心の台風ではあるものの、突風による飛来物などに注意が必要です。激しい雨に風が加わって横殴りになりますので、雨のピーク時は出来るだけ屋外の移動を控えてください。
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雨が中心の台風ではあるものの、突風による飛来物などに注意が必要です。激しい雨に風が加わって横殴りになりますので、雨のピーク時は出来るだけ屋外の移動を控えてください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風13号の名前「インニョン(Yun-yeung/鴛鴦)」は香港が提案した名称で、カモの一種(オシドリ)のことをさすとともに、香港で人気のある飲み物の名前でもあります。
» 関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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台風13号の名前「インニョン(Yun-yeung/鴛鴦)」は香港が提案した名称で、カモの一種(オシドリ)のことをさすとともに、香港で人気のある飲み物の名前でもあります。
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