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台風一過とはならず 東日本や西日本は局地的な激しい雨に注意

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2023/08/16 08:40 ウェザーニュース

台風7号は昨夜に日本海に抜けましたが、今日16日(水)は湿った空気の流れ込みやすい状況が続いていて、局地的に激しい雨が降っています。

今は日差しが届いているところでも急な雨に注意が必要です。
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ところどころに発達した雨雲

日本海にある台風に向かって南からは湿った空気が流れ込んでいるため、西日本や東日本では雨雲が発生・発達しやすくなっています。北陸や東海の山沿いには台風の外側の発達した雨雲がかかっていて、太平洋側にも局地的に発達した雨雲が見られます。

特に静岡県では雨が強まっていて、静岡市清水区では8時10分までの1時間に51.5mmの非常に激しい雨を観測しました。静岡県の一部には大雨警報や洪水警報が発表されています。

このあとも台風の周囲にのびる雨雲の帯「アウターバンド」の延長線にあたる東海地方を中心に雨雲が発達するとみられます。山沿いを中心に局地的には雷を伴って1時間に40mmを超えるような激しい雨の降る可能性があります。道路冠水や中小河川の急な増水などに注意をしてください。

また、台風に近い北陸では強い雨に加えて風も強まっているので、横殴りの雨に注意が必要です。
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関東や西日本も油断禁物

今は日差しが届いている関東でも南からの湿った空気の影響を受けて、今日は変わりやすい天気です。晴れていても急に土砂降りの雨となることが考えられます。底の暗い雲が近づいてきたら、外に干してある洗濯物を取り込むなど、にわか雨に注意してください。

また、近畿や中国四国などはこれまでの大雨で土の中には多量の水分が含まれた状態となっています。土砂災害の発生しやすい状況が続いているので、しばらくは急な斜面や増水した河川などに近づかないようにしてください。
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