西経域から来る低気圧が台風になるのは5年ぶり
気象庁の台風の監視領域は、北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)・南シナ海と決まっていて、その領域に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s以上のものが台風と呼ばれます。
このため、西経域から進んできたハリケーンや発達した熱帯低気圧(トロピカルストーム)が東経域に入ると、監視担当機関がアメリカの中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC)から気象庁に引き継がれ、「台風」と呼ばれることになります。
台風が域外から入るのは数年に一度程度の頻度であり、トロピカルストームから台風に変わった2018年台風17号(ヘクター)以来で5年ぶりのことになります。
なお、ハリケーンから台風に変わったのは2015年台風17号(キロ)以来8年ぶりです。
» 関連記事 台風が「域外に出る」ことも
このため、西経域から進んできたハリケーンや発達した熱帯低気圧(トロピカルストーム)が東経域に入ると、監視担当機関がアメリカの中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC)から気象庁に引き継がれ、「台風」と呼ばれることになります。
台風が域外から入るのは数年に一度程度の頻度であり、トロピカルストームから台風に変わった2018年台風17号(ヘクター)以来で5年ぶりのことになります。
なお、ハリケーンから台風に変わったのは2015年台風17号(キロ)以来8年ぶりです。
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日本への影響はなし
8月1日にメキシコ沖の東太平洋で発生したトロピカルストームはアメリカの国立ハリケーンセンター(NHC)にDORAと名付けられ、発達してハリケーンになりました。途中で監視担当機関がNHCからCPHCに引き継がれ、最盛期には上から2番目に強い「カテゴリ4」のハリケーンにまで発達していました。
台風8号は西北西に進みながら次第に勢力を落とす予想で、来週前半にはウェーク島近海で熱帯低気圧になる予想となっています。日本への影響はありません。
» アプリ レーダー 風モード(ウィンドフロー)» レーダー 風モード(ウィンドフロー)
台風8号は西北西に進みながら次第に勢力を落とす予想で、来週前半にはウェーク島近海で熱帯低気圧になる予想となっています。日本への影響はありません。
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8月2つ目の台風発生に
今年8月は台風が1つ(台風7号)発生していて、台風8号は今月2つめの台風発生となります。
8月の台風発生数の平年値は5.7個で、一年の中でも一番台風の発生が多くなる時期です。これからの時期に備えて台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>
8月の台風発生数の平年値は5.7個で、一年の中でも一番台風の発生が多くなる時期です。これからの時期に備えて台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。
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台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
一方、台風8号の名前「ドーラ(Dora)」は東太平洋で発生した低気圧であるため、アメリカの国立ハリケーンセンターの定めたリストからつけられた名前がそのまま用いられています。
一方、台風8号の名前「ドーラ(Dora)」は東太平洋で発生した低気圧であるため、アメリカの国立ハリケーンセンターの定めたリストからつけられた名前がそのまま用いられています。