中心の接近と風雨のピークにズレ
気象衛星ひまわり9号の赤外画像を見ると、台風の中心付近やその周辺には白くはっきり映る、発達した積乱雲があまりなく、少し離れた沖縄本島から奄美大島付近にかけて活発な雨雲の帯が形成されています。
台風がしばらく停滞したことで水蒸気の供給が少なくなり、勢力を落としたタイミングで中心付近の積乱雲が急速に減少しました。
風の強い領域も雨雲と同様で、中心から少し遠い那覇市では30m/s以上の暴風が継続している状況です。奄美大島でも暴風域に入り始めており、この後は急速に雨や風が強まって、台風の中心が最も近づくタイミングと、風雨のピークがズレるとみられます。停電に備えて水を貯めるなど、今からでもできる対策を進めてください。
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台風がしばらく停滞したことで水蒸気の供給が少なくなり、勢力を落としたタイミングで中心付近の積乱雲が急速に減少しました。
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参考資料など
気象衛星赤外画像:NICT-情報通信研究機構