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台風4号(タリム) 間接的影響により海の日の沖縄は波高く

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2023/07/16 11:00 ウェザーニュース

7月16日(日)9時現在、台風4号(タリム)は南シナ海で発達中です。

日本への直接の影響はないものの、間接的な影響で沖縄では波の高い状態が予想されるため、海の日のマリンレジャーは高波に注意が必要です。

▼熱帯低気圧 7月16日(日)9時
 中心位置   南シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 10 km/h
 中心気圧   980 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s
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日本からは遠ざかる進路

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矢印は風向風速、海面の塗り分けは波高の予想
台風4号は南シナ海北部を西北西に進み、一時強い勢力にまで発達する見込みですが、中国の華南〜ベトナム方面に上陸して勢力を落とす予想です。日本への直接の影響はありません。

ただ、発達に伴って台風と太平洋高気圧との間で気圧の傾きが急になるため、沖縄の南の海上では風が次第に強まる見込みです。この風の影響で風浪やうねりが発生する予想で、沖縄や奄美では18日(火)頃にかけて波の高い状況が予想されます。海の日の連休のマリンレジャーはうねりを伴った高波にご注意ください。
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台風発生は1か月ぶり

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平年の台風発生数
今年は4月に台風1号、5月に台風2号、6月に台風3号が発生していて、台風4号は1か月ぶりの台風発生になります。

7月の台風発生数の平年値は3.7個で、例年であれば台風の発生が一気に増える時期です。今年は平年よりも台風の発生数が少ないペースとなっていますが、これからの時期に備えて台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風4号の名前「タリム(Talim)」はフィリピンが提案した名称で、鋭い刃先を意味する語からとられています。

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