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熱帯低気圧が台風に発達の可能性 台風発生すると“台風3号”に

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2023/06/06 05:11 ウェザーニュース

6月6日(火)3時にフィリピンの東で発生した熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すれば台風3号と呼ばれることになります。

来週にかけて北上する予想で、日本の南を通過して島嶼部などに影響を及ぼすことも考えられるため、今後の熱帯低気圧情報・台風情報に注意してください。

▼熱帯低気圧 6月6日(火)3時
 中心位置   フィリピンの東
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   1006 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s
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ゆっくりと北上 その後は北東に転向か

この熱帯低気圧は北上しながら勢力を増し、暴風域を伴う勢力に発達する見通しです。気象庁の熱帯低気圧予報では、5日先の11日(日)には中心気圧975hPa、最大風速30m/sになることが予想されています。

台風を移動させる上空の風の流れが弱いため、進路を特定することがまだ難しいものの、高気圧の縁に沿って北西に移動したのち、北東に転向することも考えられます。
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参考 世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果
この図の細い線1本1本は世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果をあらわします。アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、想定される進路にはかなりの幅があるということをイメージするために掲載しています。

これらのメンバーを比較すると、北西に進んだのち北東に移動する傾向は概ね揃っているものの、具体的な進路のばらつきは大きいことがわかります。

沖縄や伊豆諸島など日本国内に影響を及ぼすことも考えられますが、まだ予測の誤差がかなり大きい状況です。日が経つにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後の情報にご注意ください。
» アプリ 予想天気図» 予想天気図

台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
 奄美地方      3 %
 沖縄本島地方
  本島北部・中南部 4 %
  慶良間・粟国諸島 3 %
  久米島      3 %
 大東島地方     4 %
 宮古島地方     4 %
 八重山地方
  石垣島地方    4 %
  与那国島地方   2 %

台風の発生が増え始める時期

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平年の台風発生数
今年は4月に台風1号、5月に台風2号が発生していて、次に台風が発生するとおよそ半月ぶりになります。

6月の台風発生数の平年値は1.7個で、台風の発生が増え始める時期です。梅雨前線の活動も活発になってくる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>

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