facebook line twitter mail

6月スタートは大雨に警戒
台風+梅雨前線で雨雲発達

top

2023/05/31 13:47 ウェザーニュース

6月スタートの明日1日(木)~2日(金)にかけて、西日本、東日本の太平洋側を中心に大雨のおそれがあります。台風2号周辺の湿った空気が梅雨前線に流れ込んで雨雲が発達する影響です。

梅雨前線の活動が活発に

本州の南の海上に停滞している梅雨前線は、西から近づく気圧の谷の影響で、明日1日(水)になると次第に北上を始めます。明後日2日(金)の朝には本州の日本海側に達する見込みです。

沖縄付近を北上する台風2号周辺の非常に湿った空気が、梅雨前線に向かって流れ込みやすくなります。このため、前線の周辺では雨雲が発達し、広い範囲で強い雨が降る予想です。

西日本では明日の夕方以降、局地的に雨が強まり、明後日2日(金)は東日本でも活発な雨雲がかかりやすくなります。
» 大雨ピンポイント影響予測(会員向け)

総雨量が300mmに達するおそれ

box2
6月1日(木)朝~3日(土)朝の予想積算雨量
南からの湿った空気の影響を受けやすい、西日本から東海の太平洋側を中心に大雨となる見通しです。

明日1日(木)朝から3日(土)朝までの48時間の雨量は、紀伊半島から東海の太平洋側で最大200mmに達する予想となっています。局地的には300mmを超えるような大雨になる見込みです。河川の増水や土砂災害などに警戒が必要です。

また、西日本、東日本の広い範囲で1時間に30mmを超えるような激しい雨が降って、道路冠水などの影響の出るおそれがあります。台風が離れていても、雨への備えは早めに行うようにしてください。
» GPS検索 ピンポイント天気予報» ピンポイント天気予報