グアム島で風速40m/sの暴風
衛星画像では台風の中心付近を取り巻く非常に発達した雨雲が、グアム島を通過していることが確認できます。グアム国際空港では瞬間的に40m/sの暴風を観測しました。雨も激しくなっており、影響が心配されます。
グアム島を通過した後は、海面水温が30℃近い海域を進むため再び発達し、猛烈な勢力となる見込みです。発達のピークとなる27日(土)~28日(日)には中心気圧が905hPa、中心付近の最大風速は55m/s、最大瞬間風速は80m/sに達する予想となっています。
グアム島を通過した後は、海面水温が30℃近い海域を進むため再び発達し、猛烈な勢力となる見込みです。発達のピークとなる27日(土)~28日(日)には中心気圧が905hPa、中心付近の最大風速は55m/s、最大瞬間風速は80m/sに達する予想となっています。
世界の気象機関の予測
この図の細い線1本1本は世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果をあらわします。アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、想定される進路にはかなりの幅があるということをイメージするために掲載しています。
これらのメンバーを比較すると、フィリピンから沖縄の南まで進んだ後、西に進むものや、北へ転向するものなど進路のばらつきが大きくなっています。高気圧の勢力や上空の気圧の谷の動きによって、台風の動きは変わってくる見通しです。
ウェザーニュースで世界の熱帯低気圧を監視しているグローバルストームセンターによると、昨日よりも北へ転向する予想をするシミュレーション結果がやや増えているとのことです。
日が近づくにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後も随時新しい情報を入手するようにしてください。
>>アプリ ピンポイント週間天気予報>>ピンポイント週間天気予報
これらのメンバーを比較すると、フィリピンから沖縄の南まで進んだ後、西に進むものや、北へ転向するものなど進路のばらつきが大きくなっています。高気圧の勢力や上空の気圧の谷の動きによって、台風の動きは変わってくる見通しです。
ウェザーニュースで世界の熱帯低気圧を監視しているグローバルストームセンターによると、昨日よりも北へ転向する予想をするシミュレーション結果がやや増えているとのことです。
日が近づくにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後も随時新しい情報を入手するようにしてください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風2号の名前「マーワー(Mawar)」はマレーシアが提案した名称で、マレー語の「ばら」を意味する語からとられています。
台風2号の名前「マーワー(Mawar)」はマレーシアが提案した名称で、マレー語の「ばら」を意味する語からとられています。
参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構