非常に明瞭な台風の目
台風の目は午前中に比べて明瞭になっていて、勢力が急速に発達していることを示しています。すでにグアム島には台風の外側を取り巻く活発な雲がかかりはじめ、最接近するとみられる明日24日(水)は危険な暴風雨に見舞われる見込みです。
台風の目の周辺には「壁雲」と呼ばれる極めて発達した積乱雲群が形成されています。ウェザーニュースで世界の熱帯低気圧を監視しているグローバルストームセンターによると、現在の壁雲が崩れて新しい壁雲が形成される過程で、一時的に勢力を弱める可能性があります。
この現象はeye-wall replacement cycle(ERC)と呼ばれ、猛烈な勢力もしくはそれに近い勢力まで発達した台風にみられる特徴的な変化です。
台風の目の周辺には「壁雲」と呼ばれる極めて発達した積乱雲群が形成されています。ウェザーニュースで世界の熱帯低気圧を監視しているグローバルストームセンターによると、現在の壁雲が崩れて新しい壁雲が形成される過程で、一時的に勢力を弱める可能性があります。
この現象はeye-wall replacement cycle(ERC)と呼ばれ、猛烈な勢力もしくはそれに近い勢力まで発達した台風にみられる特徴的な変化です。
世界の気象機関の予測
この図の細い線1本1本は世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果をあらわします。アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、想定される進路にはかなりの幅があるということをイメージするために掲載しています。
これらのメンバーを比較すると、グアム付近まで北上した後、西寄りに進路を変えてフィリピンから沖縄の南に進む傾向で揃っています。その後は西に進むものや、北へ転向するものなど進路のばらつきが大きくなり、日本列島に影響するかは現時点でははっきりしません。
日が近づくにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後も随時新しい情報を入手するようにしてください。
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これらのメンバーを比較すると、グアム付近まで北上した後、西寄りに進路を変えてフィリピンから沖縄の南に進む傾向で揃っています。その後は西に進むものや、北へ転向するものなど進路のばらつきが大きくなり、日本列島に影響するかは現時点でははっきりしません。
日が近づくにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後も随時新しい情報を入手するようにしてください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風2号の名前「マーワー(Mawar)」はマレーシアが提案した名称で、マレー語の「ばら」を意味する語からとられています。
台風2号の名前「マーワー(Mawar)」はマレーシアが提案した名称で、マレー語の「ばら」を意味する語からとられています。
参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構