24時間以内に台風発生の可能性
発生すれば台風24号
2022/11/12 05:07 ウェザーニュース
11月12日(土)3時現在、ウェーク島近海で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。次に台風が発生すれば台風24号と呼ばれることになります。
今後は日本のはるか東の海上を北に進む見通しです。日本への影響はありません。
▼熱帯低気圧 11月12日(土)3時
中心位置 ウェーク島近海
移動 北西 15 km/h
中心気圧 1010 hPa
最大風速 15 m/s
最大瞬間風速 23 m/s
» 雨雲レーダー台風モード
沖縄の南に北上 その後は北東に転向の可能性
この熱帯低気圧はしばらく北西に進み、沖縄の南に進む予想です。その後の進路はまだ予測の誤差が大きいものの、北東向きに転向して伊豆諸島・小笠原諸島方面に進む可能性があります。
台風になった後も発達を続けることが予想されているため、台風の中心が直撃せずとも沖縄県や鹿児島県の奄美、東京都の伊豆諸島・小笠原諸島などでは、大雨や強風、高波などの影響が出ることが考えられます。今後の情報に注意するようにしてください。
» 予想天気図
台風の暴風域に入る確率
5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
東京都 13 %
沖縄県大東島地方 1 %
※東京都は小笠原諸島、伊豆諸島を含む
11月も台風発生がまだ多い時期
平年の台風発生数
台風が発生すると今年11月としては1つ目の台風発生となります。
11月の台風発生数の平年値は2.2個。冬に近づくにつれて台風の発生は少なくなる傾向です。