高気圧に阻まれ進路を北に変える予想
熱帯低気圧は台風になった後もしばらくは西寄りに進む予想となっています。海面水温の高い領域を進み、上空と海面付近の風速差も少ないことから発達が見込まれ、30日(日)には暴風域を伴う見込みです。
南シナ海から華南にかけては高気圧があって台風の行く手を阻むため、週末以降は北寄りに進路を変えるとみられます。来週には沖縄に近づいて、影響が出てくるおそれがありますので注意が必要です。11月になってから沖縄に台風が接近すれば2019年27号以来3年ぶりとなります。
南シナ海から華南にかけては高気圧があって台風の行く手を阻むため、週末以降は北寄りに進路を変えるとみられます。来週には沖縄に近づいて、影響が出てくるおそれがありますので注意が必要です。11月になってから沖縄に台風が接近すれば2019年27号以来3年ぶりとなります。
北上後は東に転向の可能性も
上空を流れる強い西風の偏西風が本州の南まで下がっているため、台風が沖縄付近まで進んできた場合は、偏西風に乗る形で東に転向する可能性があります。11月1日(火)から2日(水)にかけては日本列島の上空を気圧の谷が通過する予想で、日本の南の海上には前線が形成される見込みです。
現時点で台風の進路には不確実性が大きいものの、前線の活動が活発化して雨雲が発達する懸念があります。また、沖縄県や鹿児島県の奄美、東京都の伊豆諸島・小笠原諸島などでは、大雨や強風、高波などの影響が出ることが考えらますので、最新の情報をこまめにご確認ください。
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現時点で台風の進路には不確実性が大きいものの、前線の活動が活発化して雨雲が発達する懸念があります。また、沖縄県や鹿児島県の奄美、東京都の伊豆諸島・小笠原諸島などでは、大雨や強風、高波などの影響が出ることが考えらますので、最新の情報をこまめにご確認ください。
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10月も台風発生がまだ多い時期
今年10月はこれまでに3つの台風が発生していて、今月中に次の台風が発生すると4つ目の台風発生となります。
10月の台風発生数の平年値は3.4個ですので、発生数はほぼ平年並みと言えそうです。冬に近づくにつれて本州付近に影響を及ぼす台風は少なくなる傾向ですが、まだ油断は出来ません。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>
10月の台風発生数の平年値は3.4個ですので、発生数はほぼ平年並みと言えそうです。冬に近づくにつれて本州付近に影響を及ぼす台風は少なくなる傾向ですが、まだ油断は出来ません。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構