日本の南の海上で動きが遅く
明日30日(金)にかけては発達が予想され、暴風域を伴ったまま北東に進むとみられます。10月2日(日)頃からは高気圧に進路を阻まれる形となって、本州の南東の海上で動きが遅くなる見通しです。3日(月)から4日(火)はゆっくりと進んで、次第に勢力を弱めます。
速度の予想に不確実性がある分、予報円が大きくなっていますが、進路の南北のブレは小さいため、本州に近づく可能性は低い状況です。雨や風の影響は伊豆諸島南部など一部に限られます。ただ、太平洋沿岸では波やうねりが高くなりますので、週末の海のレジャーは注意が必要です。
» アプリ 雨雲レーダー台風モード» 雨雲レーダー台風モード
速度の予想に不確実性がある分、予報円が大きくなっていますが、進路の南北のブレは小さいため、本州に近づく可能性は低い状況です。雨や風の影響は伊豆諸島南部など一部に限られます。ただ、太平洋沿岸では波やうねりが高くなりますので、週末の海のレジャーは注意が必要です。
» アプリ 雨雲レーダー台風モード» 雨雲レーダー台風モード
予報円の大きさは「強さ」や「大きさ」とは関係ない
今回の台風では進路図に破線の円で示された「予報円」が大変大きいことが特徴です。5日先にかけて、気象庁の台風予報の中では5段階の最大の大きさ(Cランク)となっています。
この予報円の大きさは、台風の強さや大きさを示しているのではなく、進路の不確実さの度合いを表しています。
気象庁の現在の定義では、予報円は台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を示していますので、この円が小さいと予報の信頼度が高い、この円が大きいと予報の信頼度が低いと読み取ることが出来ます。
台風情報を正確に理解して、適切な防災行動・避難行動をとれるようにしましょう。
この予報円の大きさは、台風の強さや大きさを示しているのではなく、進路の不確実さの度合いを表しています。
気象庁の現在の定義では、予報円は台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を示していますので、この円が小さいと予報の信頼度が高い、この円が大きいと予報の信頼度が低いと読み取ることが出来ます。
台風情報を正確に理解して、適切な防災行動・避難行動をとれるようにしましょう。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風18号の名前「ロウキー(Roke)」は米国が提案した名称で、チャモロ語における男性の名前からとられています。
台風18号の名前「ロウキー(Roke)」は米国が提案した名称で、チャモロ語における男性の名前からとられています。
参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構