今夜は九州北部で暴風警戒 明日は広範囲で風が吹き荒れる
台風の中心が通過した鹿児島県屋久島では11時51分に最大瞬間風速50.9m/sの暴風を観測。そのほか、15時30分までに鹿児島県鹿児島市で43.5m/s、宮崎県小林市で41.1m/s、宮崎市で33.2m/sを観測するなど、九州の各地で強い風が吹き荒れています。
これから明日19日(月)の朝にかけては九州を風が強く、平均で40m/s、瞬間的には建物が倒壊してもおかしくない60m/s超の猛烈な風が予想されます。台風の動きがそれほど早くないため、外出ができないような暴風がしばらく続く見通しです。
台風が進路を東に変える明日は九州以外の西日本でも風が強まり、20日(火)にかけては東日本、北日本を含む全国の広い範囲で暴風や強風のおそれがあります。
すでに鉄道の運転見合わせが決まるなど、各地で交通機関への影響が出ています。三連休中や連休明けに移動を予定している方は、台風情報に加えて最新の交通情報の確認も必要です。
» 台風ピンポイント影響予測(会員向け)
これから明日19日(月)の朝にかけては九州を風が強く、平均で40m/s、瞬間的には建物が倒壊してもおかしくない60m/s超の猛烈な風が予想されます。台風の動きがそれほど早くないため、外出ができないような暴風がしばらく続く見通しです。
台風が進路を東に変える明日は九州以外の西日本でも風が強まり、20日(火)にかけては東日本、北日本を含む全国の広い範囲で暴風や強風のおそれがあります。
すでに鉄道の運転見合わせが決まるなど、各地で交通機関への影響が出ています。三連休中や連休明けに移動を予定している方は、台風情報に加えて最新の交通情報の確認も必要です。
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台風接近時は高潮にも警戒を
台風が勢力を保って接近することで、高潮の危険性も高まります。
中心気圧が低いことで吸い上げ効果が高くなる見通しです。猛烈な風が海から吹き付ける、九州の太平洋側や周防灘周辺などは吹き寄せの効果によって急激な潮位の上昇が懸念されます。潮回りが小潮のため比較的満潮時の潮位が低いタイミングではあるものの、沿岸部では浸水に警戒が必要です。
また、潮位の上昇によって河川が逆流し、海から少し離れた所でも影響の出る可能性があります。
» アプリ 警報・注意報の発表状況» 警報・注意報の発表状況
中心気圧が低いことで吸い上げ効果が高くなる見通しです。猛烈な風が海から吹き付ける、九州の太平洋側や周防灘周辺などは吹き寄せの効果によって急激な潮位の上昇が懸念されます。潮回りが小潮のため比較的満潮時の潮位が低いタイミングではあるものの、沿岸部では浸水に警戒が必要です。
また、潮位の上昇によって河川が逆流し、海から少し離れた所でも影響の出る可能性があります。
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宮崎県には大雨特別警報
台風の周囲を取り巻く活発な雨雲が九州や四国に広がり、九州、四国で1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降っている状況です。24時間雨量は15時30分までに宮崎県諸塚村で407.0mm、都城市で403.5mmなど400mmを超えている所があり、15時10分に大雨特別警報が発表されました。
九州の太平洋側は今夜遅くにかけて、四国では明日の日中いっぱい激しい雨が断続的に降る見込みです。総雨量は広範囲で500mmを超え、宮崎県の山沿いでは1000mm前後に達する可能性があります。
河川の水位が上昇し、土砂災害の危険度も高まっている状況です。大きな災害が発生してもおかしくない状況ですので、厳重に警戒をしてください。
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九州の太平洋側は今夜遅くにかけて、四国では明日の日中いっぱい激しい雨が断続的に降る見込みです。総雨量は広範囲で500mmを超え、宮崎県の山沿いでは1000mm前後に達する可能性があります。
河川の水位が上昇し、土砂災害の危険度も高まっている状況です。大きな災害が発生してもおかしくない状況ですので、厳重に警戒をしてください。
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連休明けの通勤・通学時間帯は関東など影響か
台風14号は九州に接近・上陸後、19日(月)の午後以降は東寄りに進む予想となっています。
現時点で連休明けの20日(火)朝の通勤・通学時間帯は、東海や北陸、関東などで風雨が強まる見込みです。九州への接近時に比べると台風の勢力は弱まるものの、沿岸部を中心に強い風が吹き荒れ、局地的には激しい雨が降る予想です。
ただ、台風の速度や進路の変化によっては風雨が強まるエリアが変化する可能性もあります。できるだけ最新の情報を確認するようにしてください。
現時点で連休明けの20日(火)朝の通勤・通学時間帯は、東海や北陸、関東などで風雨が強まる見込みです。九州への接近時に比べると台風の勢力は弱まるものの、沿岸部を中心に強い風が吹き荒れ、局地的には激しい雨が降る予想です。
ただ、台風の速度や進路の変化によっては風雨が強まるエリアが変化する可能性もあります。できるだけ最新の情報を確認するようにしてください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風14号の名前「ナンマドル(Nanmadol)」はミクロネシアが提案した名称で、有名な遺跡の名前からとられています。
台風14号の名前「ナンマドル(Nanmadol)」はミクロネシアが提案した名称で、有名な遺跡の名前からとられています。