沖縄では長引く台風の影響に注意
台風の動きが遅くなるため、沖縄では台風の影響が長時間におよびます。
気象衛星ひまわり8号による雲画像を見ると、台風を取り巻く雲の塊が昨日に比べて大きくなってきました。台風の活発な雨雲や風の強い範囲が拡大するため、進路に近い先島諸島だけでなく、沖縄本島地方でも風雨が強まる見込みです。
すでに瞬間的には20m/sを超えるような風が吹いており、海上では波が高くなっています。週末は沖縄の広範囲で暴風雨となり、長時間継続するおそれがあります。雨や風対策だけでなく、食料品などの備蓄も必要です。
気象衛星ひまわり8号による雲画像を見ると、台風を取り巻く雲の塊が昨日に比べて大きくなってきました。台風の活発な雨雲や風の強い範囲が拡大するため、進路に近い先島諸島だけでなく、沖縄本島地方でも風雨が強まる見込みです。
すでに瞬間的には20m/sを超えるような風が吹いており、海上では波が高くなっています。週末は沖縄の広範囲で暴風雨となり、長時間継続するおそれがあります。雨や風対策だけでなく、食料品などの備蓄も必要です。
秋雨前線が活発化し台風から離れた所でも大雨に
停滞する秋雨前線に向かって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発になっています。前線の周辺やその南側で雨雲が発達しており、今日の午後にかけて東北や北陸、山陰などを日本海側中心に大雨のおそれがあります。
また、九州や四国など西日本の太平洋側も湿った空気が山にぶつかることで雨雲が発達しやすく、こちらは台風が近づく週末から来週にかけて雨量が増加する見込みです。
台風の接近前から大雨となる所がありますので、最新の情報を確認し早めの警戒が必要です。
また、九州や四国など西日本の太平洋側も湿った空気が山にぶつかることで雨雲が発達しやすく、こちらは台風が近づく週末から来週にかけて雨量が増加する見込みです。
台風の接近前から大雨となる所がありますので、最新の情報を確認し早めの警戒が必要です。
週末以降は次第に北上の可能性
台風11号はしばらく沖縄周辺で停滞した後、中国大陸から上空の気圧の谷が近づくタイミングで、東シナ海を北上する見込みです。
世界各国の気象機関によるコンピューターシミュレーションの結果では、9月2日(金)頃までは沖縄の南で動きが遅くなることで揃っているものの、その後はまだばらついていることがわかります。とはいえ段々と誤差は縮小傾向で、東シナ海を北上し九州の西から日本海方面に向かう予想が増えてきています。
九州の西を北上した場合、来週は日本列島の広い範囲に影響の出る可能性があります。今後も最新の台風情報をこまめに確認するようにしてください。
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世界各国の気象機関によるコンピューターシミュレーションの結果では、9月2日(金)頃までは沖縄の南で動きが遅くなることで揃っているものの、その後はまだばらついていることがわかります。とはいえ段々と誤差は縮小傾向で、東シナ海を北上し九州の西から日本海方面に向かう予想が増えてきています。
九州の西を北上した場合、来週は日本列島の広い範囲に影響の出る可能性があります。今後も最新の台風情報をこまめに確認するようにしてください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、国立保護区の名前が由来です。
» 台風11号情報をアプリで見る» 台風11号情報を見る
台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、国立保護区の名前が由来です。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構