予報円が大きい=進路の誤差が大きい
台風11号は進路の誤差がかなり大きくなっています。
進路図の破線で示された「予報円」は、その時刻に台風の中心が到達する確率の高い範囲を示しています。予報円が大きいことは進路の誤差が大きいことを示していて、台風の勢力や大きさの変化を表すものではありません。
今回の台風11号の場合、4日先の予報円は直径960km(C)、5日先の予報円は直径1300km(C)と非常に大きく、それぞれ気象庁の台風予報の中では5段階の最大の大きさ、つまり進路の予想が定まっていない状況となっています。
進路図の破線で示された「予報円」は、その時刻に台風の中心が到達する確率の高い範囲を示しています。予報円が大きいことは進路の誤差が大きいことを示していて、台風の勢力や大きさの変化を表すものではありません。
今回の台風11号の場合、4日先の予報円は直径960km(C)、5日先の予報円は直径1300km(C)と非常に大きく、それぞれ気象庁の台風予報の中では5段階の最大の大きさ、つまり進路の予想が定まっていない状況となっています。
イメージしやすいように参考の図で解説します。こちらの図は世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果で、比較すると途中までは日本の南海上を西に進む傾向は揃っているものの、その後はばらつきが大きいことがわかります。
つまり予報円の図では「5日先の中心位置は、沖縄の南にあるかもしれないし、西日本付近にあるかもしれない」ということを表しているわけです。
また、台風の予報は5日先までしか発表されませんが、その後は北東に向きを変える可能性もあるため、転向して日本列島に近づく場合もあることを頭に入れておく必要があります。
勢力については、今回の台風は南下するコースを辿るほど発達しやすいことが、シミュレーション結果で示唆されており、暴風域を伴う予測もあります。
正確な台風の進路や勢力を特定するのが難しい状況で、今後さらに予報が変わることも想定されるため、随時新しい情報をご確認ください。
つまり予報円の図では「5日先の中心位置は、沖縄の南にあるかもしれないし、西日本付近にあるかもしれない」ということを表しているわけです。
また、台風の予報は5日先までしか発表されませんが、その後は北東に向きを変える可能性もあるため、転向して日本列島に近づく場合もあることを頭に入れておく必要があります。
勢力については、今回の台風は南下するコースを辿るほど発達しやすいことが、シミュレーション結果で示唆されており、暴風域を伴う予測もあります。
正確な台風の進路や勢力を特定するのが難しい状況で、今後さらに予報が変わることも想定されるため、随時新しい情報をご確認ください。
秋雨前線が活発化するおそれも
台風の進路にもよるものの、8月31日(水)頃から9月1日(木)頃にかけては、本州付近に南下してくる秋雨前線の活動が活発になり、この影響でも大雨となるおそれがあります。
この場合、雨が強まるのは太平洋側だけにとどまらない可能性もあるため、今後の情報に十分注意してください。
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この場合、雨が強まるのは太平洋側だけにとどまらない可能性もあるため、今後の情報に十分注意してください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、国立保護区の名前が由来です。
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台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、国立保護区の名前が由来です。
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