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台風8号の影響予測 停電(暴風)リスクは低いが洪水(大雨)など要注意

2021/07/26 12:43 ウェザーニュース

台風8号(ニパルタック)が27日(火)頃に関東から東北付近に上陸する見込みです。

停電など暴風による大規模被害の可能性は低い一方で、大雨耐性の低い地域のため洪水などのリスクが高まることが予想されます。
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〔風〕大規模停電のリスクは小さい

停電リスク予測
26日(月)9時現在、台風8号は日本の東を北北西に進んでいます。中心気圧は992hPa、最大風速は20m/sと解析されています。中心付近には雲がまとまっておらず、顕著な発達はしていません。

この先も暴風域を伴わずに接近してくる予想で、上陸地点付近でも暴風による被害は限定的と考えられます。

大規模停電が発生する可能性は低いとみられますが、倒木等により局地的な停電が発生する可能性はあるため、念のため停電に備えて対策をしておいてください。

強風の吹く範囲は広いことが想定されます。飛来物などに十分注意してください。
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〔雨〕多雨地域でないため洪水など要注意

28日(水)正午までの48時間予想積算雨量
台風の中心は雲が発達していないものの、台風を取り巻く雲は活発で、今日26日(月)から28日(水)にかけての総雨量は多くなる予想です。関東地方や東北地方太平洋側では、総雨量が100mm以上となり、場合によっては200mmを超える可能性があります。

これら地域は西日本などの多雨地域と比べると、川の許容流量や地盤の強化状況などが違うため、少ない雨量でも洪水などの被害が発生するおそれがあります。

増水した川や水路等に近づくと危険ですので、様子を見に行ったりしないでください。また、冠水した道路等では側溝などとの境目がわかりづらくなり、車や人が転落して流されるおそれがありますので、荒天の最中はむやみな外出はおやめください。
<会員向け> 台風8号による現在地周辺の具体的な被害予測を提供中。起こりうる災害のリスクを事前に把握し、対策にお役立てください。