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11月1日でウェザーリポート15周年

日頃の感謝を込めて、あなたの「はじめて」のリポートと共に予報センターからの感謝状を贈ります

2020/11/01 10:20 ウェザーニュース

はじめましての皆さま、いつもリポートをお送りくださる皆さまへ

日頃よりウェザーリポートをご覧いただき、またご参加いただき、ありがとうございます。

2005年にスタートしたウェザーリポートは、11月1日でついに15周年をむかえました。これまでにお送りいただいた空の写真は5,200万通を超えています。ウェザーリポートは、リポーターの皆さん同士で天気や季節を共有・共感するだけにとどまらず、ウェザーニュースの天気予報の精度改善に日々役立てられています。
15周年の節目にたち、日頃からウェザーリポートやソラミッションにご参加いただいている皆さんに、ウェザーニュース予報センターより感謝状をお贈りします。また、冒頭には、おひとりおひとりの初期のウェザーリポートをご覧いただけるようにいたしました(※可能な方のみ)。この機会に、最初にリポートを送った時のことを思い出しながら、空に思いを馳せるきっかけとなれば幸いです。

→→予報センターからの感謝状はこちら
(※報告を送ったことのある方のみ表示されます)

天気予報を支えるウェザーリポート

予報現場からの声

ウェザーニュースの天気予報が作られる過程で、どのようにウェザーリポートが活用されているのか、現場からの声をお届けしたいと思います。

いつもウェザーリポートありがとうございます。降っているのは雨?それとも雪?濡れるほど雨が降っているのに、レーダーには映らないし、アメダスでも雨量0.0mm・・・ということがあります。観測器では測れない気象現象を、ウェザーリポートによって知ることができます。ウェザーリポートは今を正確に捉え、その先の予報精度を向上させるために必要不可欠な情報です。これからも多くの皆さんの参加と、最新テクノロジーで高い精度の予報を発信していきます。(予報センター 宇野沢達也)

これまでの気象情報には存在していなかった数多くのオリジナルコンテンツが、リポートを元に生まれてきました。10分天気予報、ゲリラ雷雨アラーム、停電予測・・・これらは皆さんからのリポートが無ければ、存在しなかったコンテンツです。いつも本当にありがとうございます。これからも予報センターは、いただいた情報を元に、生活への影響予測として世の中に還元し、多くの人々がより快適な生活を送れるように邁進していきます。引き続きウェザーリポートをよろしくお願いいたします。(予報センター 丹羽祐久)

ウェザーリポートの中には空の写真以外にも「体感報告」(暑い、寒いなど)があります。ウェザーニュースでは、過去10年に届いた約1,500万通の体感報告とその時の気象データから、体感予想や服装予想を作ることができるようになりました。これは、皆さんからの報告がなくては絶対に成し得ないこと。リポーターの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。(予報センター 草田あゆみ)

リポーターとともに世界最高の天気予報を目指す

ウェザーニュースが高い予報精度を保てる最大の理由は、皆さんからの「現地の空の報告」です。“いまの空”の情報がなるべく“たくさん”集まることが、天気予報を当てる方程式。写真や動画はもちろん、ソラミッションや10分天気予報への参加も含め、予報センターでは24時間常にリポートをチェックし、皆さんからのすべての報告を予報に活用しています。

天気予報をより正確にする主な手段としては、
(1)予報の計算式の改善
(2)観測データの高密度化
があります。

(2)の機械による観測には数にも観測内容にも限界があるため、その部分に皆さんからの観測・感測情報を取り込むことによって、より正確な天気予報に近づける工夫をしています。

さらに、現在作成中のサービスでは、(1)の計算式(ロジック)を作成するにあたり、正解値として皆さんからの報告を活用させて頂いています。2020年においては「冠水検知実証実験」、「ツルツル道路実証実験」、「虹予報」、「洗濯予報」、「服装予報」などが試行錯誤しながら開発中です。

冠水検知事例(2020年9月4日)

例えば、7〜10月実施の「冠水検知実証実験」では、ウェザーニュースが独自に検知した冠水情報に対して、皆さんからの冠水リポートと照らし合わせて精度を検証を行っています。

虹予報事例(2020年10月1日)

開発中の「虹予報」においては、その予報に対して本当に虹が出現していたかをリポートで答え合わせをしながら、精度をブラッシュアップしており、来年のリリースを目指しています。

このように、リポーターの皆さんと過去15年にわたって培ってきた世界最大のお天気報告データベースを解析してマシンラーニングを行い、天気報告をフィードバックとして取り込むことにより、ウェザーニュースの天気予報は常に進化を続けています。

これからも、どこよりも一番当たる天気予報をお届けできるよう、サポーターの皆さんと共に様々なチャレンジを行っていきます。今後も同じ空でつながる仲間と一緒に空を見上げていきましょう。よろしくお願いいたします。


さて、今までリポートを送ったことがない!という方もたくさんいらっしゃると思います。最後にリポートの投稿方法をご紹介します。

ウェザーリポートを投稿してみよう!

方法はカンタン!どなたでもお気軽にお送りいただけます

アプリ「ウェザーニュース」の場合
(1)アプリ画面下部の「空の写真」を選択し、右下にある「カメラアイコン」をクリック
※投稿フォームは「ウェザーリポートCh.」や「マイページ.」からも起動できます。

(2)空の写真を撮る/動画もOKです

(3)その時の「天気」「体感」「コメント」を入力し「送信」

これだけで完了です。

リポートは特に大きな発見である必要はありません。ただ空をお送りいただくだけで、精度の高い予報として、周辺の多くの方々にお返しすることができます。

通勤途中やランチの合間など、ぜひ気軽にご参加いただけたら幸いです。


なお、毎日のウェザーリポートは、アプリの場合「メニュー」>「ウェザーリポート」の他、「空の写真」からもその日の天気に合わせてテーマごとにご覧いただけます。

こんなにおトク!リポートを続けるメリットは?

ウェザーリポートを投稿したり、「ソラミッション」に参加すると、“ThanksPoint”がたまります。
ポイントはどうやってためる?


“ThanksPoint”を2,000ptためると、小型の気象観測器「WxBeacon2(ウェザービーコン2)」をプレゼント!
気温・気圧・湿度などを24時間観測、データはスマホに自動で表示。身近な気象環境を知ることができます。
小型気象観測機をプレゼント!


ウェザーリポートを通じて毎日空を見ていると、天気のことがだんだんわかるようになってきます。空を読み解く1番の手がかりは、「雲」なのです。
いつの間にか天気がわかる!


これまでウェザーリポートに届いた、非常に珍しい気象現象や絶景をご紹介します。どれも貴重なショット!永久保存版です。
空の神秘!奇跡の瞬間に出会える


ウェザーリポートの醍醐味は、“個人”だけの楽しみにとどまりません。同じ空の下でつながる「世界最大のお天気コミュニティ」なのです。
空でつながるコミュニケーション


あなたの1通のリポートで天気予報の精度が向上します
あなたのリポートが予報精度90%を実現