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台風12号 関東は直撃回避も24日(木)は風雨の強い状況長引く

2020/09/23 18:04 ウェザーニュース

台風12号は明日24日(木)、関東への最接近します。陸地から少し離れた所を通るものの、東京をはじめ強風域に入る所が多くなる見込みです。沿岸部を中心に風雨の強い状況が長時間続く可能性がありますので、警戒をしてください。
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房総半島か茨城県沿岸で激しい雨のおそれ

台風周辺の活発な雨雲は大部分が海上を進むため、雨の量が多くなるのは台風の中心が近い伊豆諸島や、房総半島から茨城県にかけてが中心になります。局地的に1時間に30mm以上の激しい雨が降り、総雨量は多い所で150mm前後に達する見込みです。

東京都心などは道路が冠水するほどの雨になる可能性は低いものの、強い風を伴うため横殴りとなって傘を差しづらくなります。ビル風などが加わると、ビニール傘が壊れてもおかしくないくらいです。

外出時はしっかりと安全確認を

台風12号の風による影響予測
各地の風速は関東平野の広い範囲で瞬間的に15~20m/s、沿岸部では20~25m/sに達する見込みです。このため、東京や神奈川、千葉などの広い範囲で傘がさしにくい、もしくはさせないほどになると見られます。

沿岸部では場所によって飛来物があったり、倒木の危険性もありますので、外出時は外の状況を確認の上、無理をしないようにしてください。

この影響予測は、過去の台風の際にウェザーニュース会員から得られた影響報告と気象観測機の風速データの相関関係を分析した結果を元に、計算しています。
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