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ボジョレー・ヌーボーの解禁日が決まっている理由とは

2017/11/13 05:53 ウェザーニュース

今年もボジョレー・ヌーボー解禁日がやってきます。
※こちらの記事はウェザーニュースの月刊デジタルマガジン「月刊SORA」に掲載中の記事を一部編集してご紹介しています。
フランスの厳格なワイン法でボジョレー・ヌーボーの販売・消費は毎年11月の第3木曜日に解禁と決められています。
今年は11月16日0時00分になるまで、禁止されているのです。この解禁日は、それぞれの国の時刻なので、日本は本場フランスより8時間先行して味わえるというわけです。

早出し競争による品質低下を防ぐため

ボジョレー・ヌーボーは、ボジョレー地区(フランスの南東部、リヨンの北)で製造するワインの新酒です。ブドウをつぶさずに、そのまま発酵させる独特の製法で、樽で寝かせるより新酒のほうが美味しいと定評があります。

解禁日を設けていなかった頃は、早く提供すればするだけ飛ぶように売れましたが、発酵が十分でない粗悪品が出回ったため、ボジョレーワイン協会が解禁日を設けたのです。以前は11月15日が解禁日でしたが、その日が土曜日や日曜日だと輸送されないことがあるため、1985年に11月の第3木曜日に変更されました。
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