西日本方面の類似事例
スーパースロー台風 2011年12号
スーパースロー台風と呼ばれた
西日本を直撃し、大きな被害をもたらした台風の事例に2011年台風12号があります。この台風はとにかく動きが遅く、また大きい台風でした。
上陸後も自転車よりも遅いスピードで北上。このため湿った風が流れ込み続けた紀伊半島では、大雨による被害が発生しました。
上陸後も自転車よりも遅いスピードで北上。このため湿った風が流れ込み続けた紀伊半島では、大雨による被害が発生しました。
紀伊半島南部で記録的な大雨に
東日本方面の類似事例
迷走台風 2011年15号
『迷走』台風と呼ばれる
一方、東日本を直撃した台風の事例としては同じく2011年台風15号があります。進路が迷走しながらも非常に強い勢力に発達した台風15号は、暴風域を伴って東海地方から東北地方へ本州を縦断。
勢力を保ち様々な被害に
大規模な交通障害や停電も発生し、都市部でも通勤通学を中心に生活に大きな影響を及ぼしました。また、同年3月に発生した東日本大震災で起きた地盤沈下や河川の堤防の損壊の影響が残る地域では、2次災害に対して厳重な警戒をとりました。
今回の台風5号も勢力を保った状態で接近するため、同じような状況を想定しておかねばなりません。
>>想定被害・対策法はこちら
どちらへ向かうのか?
台風を監視する世界各国機関の予想では東日本へ進む・西日本へ進む・沖縄方面へ進む・東の海へ離れるモデルとバラつきが出ています。
今回は高気圧の大きさ・位置が通常とはかなり異なるようで、それが世界のコンピューターの計算結果(予測モデル)が割れている要因になっています。
3日(木)昼頃になると台風の上陸の有無や上陸する場合はその地点がある程度固まり、雨風の予想や生活・交通への影響もより詳しくお伝えできる予定です。
今回は高気圧の大きさ・位置が通常とはかなり異なるようで、それが世界のコンピューターの計算結果(予測モデル)が割れている要因になっています。
3日(木)昼頃になると台風の上陸の有無や上陸する場合はその地点がある程度固まり、雨風の予想や生活・交通への影響もより詳しくお伝えできる予定です。