11月の南の空

南の空で真っ先に目が留まるのが、おうし座のアルデバランです。明るい星で、太陽の約40倍もの大きさを持ちます。また、目線を少し右にずらすと、いくつもの恒星が集まったプレアデス星団(すばる)を探し当てることができます。肉眼では6~7個の星が集まった、ボヤッとした雲のように見えます。

11月の北の空

アンドロメダ座が空高くに昇ってくるようになり、私たちの銀河系から200万光年以上離れた所にある『アンドロメダ銀河』が見やすくなります。図のように、カシオペヤから探すと見つけやすく、ボンヤリ雲のような姿を肉眼で楽しむことができます。