だい95かいぜんこくはなびきょうぎたいかい「おおまがりのはなび」第95回全国花火競技大会「大曲の花火」

「大曲の花火」は、全国から選抜された花火師が日本一を目指し、精魂こめて製作した作品を花火師自らが打ち上げる110年の歴史を誇る大会です。全国唯一の昼花火、伝統的な十号玉の芯入割物の部、自由玉の部、創意工夫を凝らした創造花火の4部門で競技が行われ、内閣総理大臣賞ほか、数々の褒章が授与されます。総合優勝者には内閣総理大臣賞が授与されます。これは全国でも土浦全国花火競技大会と本大会のみであり、花火業界で最高の名誉とされています。そのため、全国の花火師が情熱とプライドをかけて出品しています。また、大会終盤で打ち上がる「大会提供花火」は一見の価値があります。大曲の地元業者４社が共同で制作する「大会提供花火」は約6分間のワイドスターマイン。打上幅は約900メートルもあり会場から見ていると視界に入りきらない程の花火が打ち上がります。競技大会終了後に観客がライトを振って花火師に感謝を伝える「エールの交換」なども名物となっています。皆さんも花火師が作った本気の花火作品を是非一度ご覧ください。