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2011年04月25日

火曜昼間は乾燥、砂ぼこり対策を
前線通過で、被災地周辺で激しい雷雨となりました。

「雷 稲妻 雨ザーザー
薄暗くなり、西と南の窓は雨が吹き込み 開けられません!!!雨粒 大きい」

宮城県仙台市(4/25)


災害現場で作業中、西から雷鳴&稲妻が接近、慌てて車に戻った途端にザーザー降りとなり、まるで嵐の様に。おまけにバタバタと音をたてて雹まで。
福島県相馬市(4/25)


雷雨は短時間でしたが、これまでの余震で地盤は緩んでいます。急な斜面は土砂災害にご注意下さい。

◆火曜昼間は乾燥、砂ぼこり対策を
26(火)は、昼間は日差しが届きます。ただ、昼間は乾燥して再び砂ぼこりに悩まされそうです。マスクなどでしっかり対策を。また、夕方になるとだんだん曇りだし、雨が降ってくる予想です。復旧作業は早めに切り上げておいたほうがよさそうです。

◆満潮時は浸水や冠水に注意
震災の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤沈下が発生しました。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も低くなりました。
地盤沈下した場所では、満潮時間前後に浸水や冠水の可能性が高まります。車の走行など注意が必要です。
満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、冠水浸水に対して一層の注意が必要です。
▼大潮の時期 
5/3~6、5/18~21、6/2~4、6/16~19

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
■引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
■「ゆらゆら」とした大きな揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」というより、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が海底の場合もあるので、津波の可能性があります。「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
■現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。

【福島原発周辺の風向き】
 

【25(月)】
今夜は、引き続き西よりの風(陸から海へ吹く風)が吹きます。
【26(火)】
26(火)になると、沿岸は南よりの風がやや強く吹きはじめ、夜には福島県全域で南よりの風となります。
【27(水)】
27(水)も、南よりの風が続きます。

1時間ごとの風向きは、ピンポイント天気でご確認頂けます。