長時間見られそう
ハロ、日暈(ひがさ)などと呼ばれるこの現象は、上空高い所に広がる薄雲を構成する氷の粒が、太陽の光を屈折させることで現れます。
低気圧や前線から少し離れた所で見られることから、ハロが見えた後は徐々に雲が厚みをまして、天気が下り坂に向かうことが多くあります。
ただ、今回のハロは日本の南の海上に東西に伸びる前線の北側に現れたものです。
この前線は同じような位置に停滞するため、天気は下り坂とはなりません。
ハロが見えているエリアは、あまり天気の変化がなく、雨が降り出す心配はしなくて大丈夫そうです。
今日いっぱいは同じような天気が続くため、このあとも長い間ハロが見られるでしょう。