低気圧や前線に向かって暖気が北上 明日18日(木)は一時的に寒気が南下して、最高気温は平年並みになる所が多い予想です。ただ、19日(金)から週末21日(日)にかけては前線を伴った低気圧がサハリン付近に進み、そこに向かって暖気が北上するとみられます。実況・予想天気図実況・予想天気図 上空1500m付近の気温の予想を見ると、20日(土)には、降水があれば平地でも雪になる目安の−6℃のラインがサハリン付近まで北上します。また、21日(日)には+6℃のラインが北海道の南岸まで北上する見通しです。寒気・暖気の流れ込み予想 各地の予想気温は、週末をピークに平年よりかなり高くなっています。東京都心の最高気温は20日(土)・21日(日)ともに18℃と、11月上旬並みの見込みです。最低気温も高く、21日(日)には11月23日以来、約1か月ぶりに10℃を上回る可能性があります。 西日本は、19日(金)から最高気温が15℃を超える所が増えて、週末は20℃以上になる所もある見込みです。北陸も気温が高く、21日(日)は金沢で20℃の予想。これは、前線に向かって吹く南風が山越えとなってフェーン現象が発生するためとみられます。 積雪地域は融雪が急速に進むおそれ 北日本も気温が高く、20日(土)の札幌の最高気温は10℃、最低気温は6℃の予想です。最低気温6℃は、12月としては観測史上7番目に高い最低気温となります。 前線通過時に降るものは、雪ではなく雨になりそうです。先週末に積雪が増えた地域では、高温と雨で融雪が一気に進むおそれがあります。路面状態の悪化や、屋根などからの落雪、山沿いでは雪崩の発生に注意・警戒をしてください。路面凍結予報(要ログイン) 前線が通過したあとは寒気が南下するため、週明けは平年並の気温に戻る見込みです。関東も、10℃前後で寒さが優勢になります。日ごとの気温変化が大きくなるので、服装選びに注意して体調管理をしっかりと行なってください。この先10日間の服装予報 写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) 李梵 さん 気象のプロが徹底解説!大雪特別メニュー PCの大画面で大雨情報を ウェザーニュースPro 会員限定 3日分の積雪予想をズバリー大雪ピンポイント 会員限定 路面凍結予報・時間帯ごと4ランク表示 見る 鉄道・道路・交通機関への影響予測 会員限定 防災減災ハンドブック(大雪編) 見る 雨と雪の境目は? 会員限定 ルート上の雪道ドライブリスクを時間帯別で表示 見る 翌朝の車のフロントガラス凍結予報 見る 水道管凍結予報 見る 今、何センチ?積雪レーダーを確認 見る 全国から届く実況リポート 見る 雪や雨の日、気圧や気温変化による体調不良の時は、天気痛予報をチェック 見る