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週末は太平洋側で強雨に注意 北海道は雨による融雪のおそれ

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2025.12.18 15:52

明後日20日(土)から21日(日)は低気圧や前線の通過に伴い、全国的に天気が崩れます。西日本、東日本の太平洋側は雨の強まる所がある見込みです。暖気が流れ込んで北海道も雨になるため融雪に注意が必要です。

前線や暖湿流の影響で雨が降り出す

20日(土)の朝には寒冷前線が日本海に進んできます。日本の東の海上に移動する高気圧の周囲を吹く湿った南寄りの風が前線に向かって流れ込む見込みです。

前線やシアーライン(風の流れが変化する境界線)の周辺などで雲がまとまります。九州の一部や東海などで朝から雨が降り出す見通しで、北海道でも道南の太平洋側から雨となる予想です。
実況・予想天気図実況・予想天気図

北海道は広い範囲で雨、融雪注意

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平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、20日(土)朝の時点で北海道のさらに北まで後退するため、雪になるのは北海道の山間部に限られます。

20日(土)の日中は道南の太平洋側や留萌、上川地方などで雨が降る見込みです。道北の内陸部では先週末以降、積雪の増加している所が多いため、そこに雨が降ることで屋根からの落雪や雪崩、冠水などの融雪の影響に注意をしてください。

21日(日)になると前線が通過する道北から雪に変化する一方、札幌市など道央は雨になるとみられます。路面状況が大きく変化しますので、車での移動は十分な注意が必要です。
寒気の流れ込み予想

西日本、東日本の太平洋側は強雨に

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21日(日)は太平洋側でも低気圧が発生し、日本海の前線とともに日本列島を通過していきます。

暖かく湿った空気が流れ込むことで太平洋沿岸では雨雲が発達し、局地的に雨が強まる見込みです。1時間に20mm程度の冬のこの時期としては強い雨の降る可能性があります。

また、寒冷前線が通過するタイミングでは一時的な雨の強まりに加え、落雷や霰(あられ)、突風などを伴う可能性があるため注意が必要です。
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