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週末は全国的に季節逆戻りの高温
日ごとの寒暖差や融雪に注意

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2025.12.17 17:25

明後日19日(金)から週末21日(日)にかけて、上空の暖気が北上して日本列島を覆う予想です。全国的に気温がかなり高くなり、季節外れの暖かさになります。日ごとの寒暖差や、積雪のある地域は融雪による影響に注意してください。
今日・明日〜2週間先までの週間天気予報今日・明日〜2週間先までの週間天気予報

低気圧や前線に向かって暖気が北上

明日18日(木)は一時的に寒気が南下して、最高気温は平年並みになる所が多い予想です。ただ、19日(金)から週末21日(日)にかけては前線を伴った低気圧がサハリン付近に進み、そこに向かって暖気が北上するとみられます。
実況・予想天気図実況・予想天気図
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上空1500m付近の気温の予想を見ると、20日(土)には、降水があれば平地でも雪になる目安の−6℃のラインがサハリン付近まで北上します。また、21日(日)には+6℃のラインが北海道の南岸まで北上する見通しです。
寒気・暖気の流れ込み予想
各地の予想気温は、週末をピークに平年よりかなり高くなっています。東京都心の最高気温は20日(土)・21日(日)ともに18℃と、11月上旬並みの見込みです。最低気温も高く、21日(日)には11月23日以来、約1か月ぶりに10℃を上回る可能性があります。
西日本は、19日(金)から最高気温が15℃を超える所が増えて、週末は20℃以上になる所もある見込みです。北陸も気温が高く、21日(日)は金沢で20℃の予想。これは、前線に向かって吹く南風が山越えとなってフェーン現象が発生するためとみられます。

積雪地域は融雪が急速に進むおそれ

北日本も気温が高く、20日(土)の札幌の最高気温は10℃、最低気温は6℃の予想です。最低気温6℃は、12月としては観測史上7番目に高い最低気温となります。
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前線通過時に降るものは、雪ではなく雨になりそうです。先週末に積雪が増えた地域では、高温と雨で融雪が一気に進むおそれがあります。路面状態の悪化や、屋根などからの落雪、山沿いでは雪崩の発生に注意・警戒をしてください。
路面凍結予報(要ログイン)
前線が通過したあとは寒気が南下するため、週明けは平年並の気温に戻る見込みです。関東も、10℃前後で寒さが優勢になります。日ごとの気温変化が大きくなるので、服装選びに注意して体調管理をしっかりと行なってください。
この先10日間の服装予報

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
李梵 さん

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